スタミュを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月11日
二期も本格始動ってわけで、アンシェントの導きのもと、卒業記念公演というゴールへの道筋と、その途中で何をしていくかを見せていく回。
カリスマ星谷にチョロられたボーイズ達がワッショイする中、攻略対象達が『わ、私そんな安いボーイじゃないし!』とツンしてるのが面白かった
一期はチーム鳳がチームになっていくまで(+周辺の事情)を追いかけていたのに対し、二期は卒業記念公演の椅子取りチーム戦という勝負の枠が、結構かっちり決まっている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月11日
なので、最初に勝利条件と勝負の方法をしっかり説明しておくよ、というのが今回のお話…だと思う。時々トンチキな事するからな
5枠を4チーム20人で奪い合うサバイバルレースだが、個別に最強者が生き残るのではなく、チーム全体が引っ張り上げられる形。なので、エースがどれだけ圧倒的かが大事になるってのは、結構面白いルールだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月11日
星谷くんは素人であることがキャラ性なので、そう上手く扠せられないのを補うルールかな?
ビッと背筋を伸ばして訓練と審美に励み、必死に努力する姿には正しいスポ根力を感じた。なんだかんだ、限られた椅子を巡ってしのぎを削り合う展開は安定して熱さと誠実さがあり、お話も盛り上がる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月11日
こういうベーシックな部分を二期は大事にしていくのかな、という印象を受けた。
ボーイズたちの舵取り役としてアンシェントがいるわけだが、机をどんどん叩く魚住さん、カツ丼出してくれる双葉さん、間に立ってバランスをとる早乙女さんと、『良い刑事・悪い刑事・普通の刑事』の役割分担がはっきりしているのが良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月11日
気さくに悪口言い合えるのも、信頼関係の裏返しなのだろう
星谷に厳しい目を向けている魚住さんはキツいこと行って場を引き締める役だが、人の良さが隠しきれない魅惑の森川ボイスも相まって、『あ、しばらくしたら実力で収まりきらない星谷の魅力にコロッと行くんだな』という予測と期待が高まる、良い攻略対象だった。ツンツンおじさん最高。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月11日
これは海斗…を透かして遥斗しか見ていない揚羽も同じで、あこがれが暴走するあまりヤンデレの領域に突っ込み、パフォーマンスも偉大な先輩のコピーキャットでしかないあたり、チョロるためのハードル上げは最高潮である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月11日
ココらへんが分かりやすいのは、スタミュのとてもいいところだ。
星谷くんは天性の善人だし、自分も鳳さんへの憧れで突っ走ってきたしで、揚羽くんの閉じた心に滑り込む姿勢は完璧に整っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月11日
閉ざされた揚羽くんの心に星谷オーラが忍び寄り、世界が広がって変化していくお話は、結構面白そうだ。揚羽くん、植物系のスタンド使いとして存在感あるしな。
そんな星谷に脳みそをやられちまった犠牲者達が、軒並みDisにワッショイをカウンターしていくのが面白くてしょうがなかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月11日
一期での積み重ねを考えると、そらビーム浴びた子たちは特別扱いするよね。そういう勘定の蓄積がリセットされていないのは、過去を蔑ろにしていない感じで好きだ。
先週顔を見せなかった戌峰くんが満を持して登場し、チーム柊のお歌に繋がる展開も面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月11日
各員のトーテムである十二支と、柊の装飾を巧く使ったレビューはスタイリッシュ。やっぱいきなり一人でPV空間に入るより、みんなで舞台を作り上げて共有しているシーンのほうが、ほっこりして好きだ。
各チームごとの特色も見えてきて、
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月11日
・カリスマ星谷をムードメイカーに全員演劇の鳳
・スーパーエース辰巳を軸に高レベルな柊
・揚羽ワントップの楪
・クールに解説役担当漣
という感じか。
揚羽くんのイメージアップに必死な蜂矢くんが、オカンみたいで可愛かった。あと暁の存在感のなさな。
二基に必要な要素を入れつつ、過剰にキャラを持って話が沈没しないためには、思い切った出番のメリハリが必要なんだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月11日
チーム暁しかり、空気よりも存在感がない現・華桜会とかね。…いちおう設定上代替わりしてる、ん、だよね?(OVA見てないので不安マン)
とまれ、これから走っていく物語のロードマック、教官含めた各員のポジション取りは、きれいに見えたと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月11日
こういう見取り図がクリアだと、お話を受け止める姿勢がこっちも整えられて、悪い意味での不意打ちが少ないように思う。イメージが作者と読者の間で共有されているのは大事だ。
今回作った土台の上にどういうエピソードを載せるのか。どういう角度で、こっちの予測と期待を裏切ってくるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月11日
大体の道が見えればこそ、予断を上回られたときの喜びもある。そこら辺の順球・逆球織り交ぜた物語的投球法というのは、スタミュはかなり巧いと思っている。来週以降も期待大である。