イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 18/08/14 初音ミクTRPG『コッペリアの柩』

おとといはお盆記念で、僕GMのココロダンジョンを遊んできました。

シナリオタイトル:コッペリアの柩 システム:初音ミクTRPG GM:コバヤシ

シェンツさん:夜風蒼:14才女性:青:鏡音リン 細かいことに口うるさい、委員長気質の少女。愛だの友情だのどうでもいいと尖っているが、その実恋が気になるお年頃。ボカロPとして、甘ったるいラブポップ曲ばっかり作っているのは秘密だ。愛を力に変えるラブアローを使いこなす。
新米くん:凩陽向:15才女性:赤:MEIKO いつもまっすぐ元気印、誰かの背中を押す風になりたい十五歳。オトクイから自分を守るべく倒れたオトダマ使いの意思を継ぎ、今日も暑苦しく全力前進な人。

こんな二人が、複合型ココロダンジョン”聖コフレ学園”脱出のために色々頑張るシナリオでした。
最初はウテナのつもりで作ってたんですが、インパクト重点で仕上げる内にどんどん”キルラキル”に……NPCの造形とか、どう考えても”バイオレンス・ジャック”に出てくる人達に……ウテナどこ行ったん?
モチーフそのものをコピペするのではなく、そこに込められたエッセンスを自分なりにアレンジし、自分の物語として遊ぶのがTRPGの醍醐味。
ネタをパクったところで、どうやっても自分味になってしまうものだなぁと、再確認するシナリオになりました。
ちゃんとイクニっぽいナイーブさもあるシナリオになったよ!

 

ココロダンジョンのシナリオを自作するのは初めてだったんですが、シナリオ進行をマップとして管理できるシステムが思いの外扱いやすく、作ってて楽しかったです。
やっぱゲームの進み方を可視化し、取り扱いやすい形で共有できるシステムは大事、かつ強力だ。
実プレイで力強いだけでなく、アイデアをまとめストーリーを形にする上で、シナリオマップがあることで助かる部分が多かったです。
どこで何すると、全体のどの程度進んでいるかを確認しやすいのは、書き上げる上でも遊ぶ上でも便利ですね。

実プレイの方はPLがしっかりシナリオに噛み付いて、いい味を出してくれました。
自分なりのテーマを決めて、用意された進行だけでなくキャラクター個別のクエストも走っていく蒼の生き様はよかったです。
シナリオの中で何かを学び、自分を変えていく物語はシンプルながらパワフルでした。陽向も先輩ヅラあり、自分なりの問題克服あり、いい動きでした。

というわけで、初の自作、初の二人ココロダンジョンでした。
ハーモニーするゲームなので、発動パターンが狭まる二人プレイは結構大変そうだった。
やっぱ三人が適正人数だなぁ……二人でも遊べるけど。

良いセッションでした、同卓していただいた方ありがとうございました。