ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
アバン一分で超キモい！
プロシュート&ペッシを退けたと思ったら、ジョジョ史上最も生理的に受け付けないキモ蔵が、すんごい勢いで追い込みをかけてきた！！
受けて立つはブチャラティ一味の新参、ジョルノ・ジョバァーナ。無から命を作り出す能力、荒野の激突
そんな感じのVS”ベイビィフェイス”、スルスルと大体の決着ゥゥ！ まで一気に進行である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
列車の激戦にかなり時間を使ったのを思うとあっさり気味だが、まぁあのキモ蔵を長い尺で流し続けると精神衛生上良くないからね…タメずにスパスパ進むのも。なかなか見ごたえがあって面白かった。
そんなあっさりめの時間配分を、全くそうは感じさせないメローネの変態っぷり、”ベイビィフェイス”の凶悪さ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
女性を踏みにじって生まれいづる、凶悪極まりない追跡者。真っ向勝負のプロシュート＆ペッシとは正反対の陰湿な戦いが、最悪のアバンで幕を開ける。
後にジョルノがいうと降り、無生物を生物に変える能力はどこか似ている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
しかしトリッシュに（思いっきりズレているものの）紳士的な沈黙と態度を守り続けるブチャラティと、問答悪用の陵辱をぶっこむメローネは、『女の扱い』という意味でも正反対である。
ブチャラティはトリッシュを脅威から守り抜くために、あえて質問には応えない。無駄に散る命を減らしたい。そういう思いが実際の行動にも反映される。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
他の暗殺者チームがそうであったように、そういう黄金の魂はメローネの知ったことではない。最悪の質問を投げつけ、苗床にして使い潰す。
手間のかかる”子育て”も奇っ怪に転倒していて、悪意はディ・モールトベネ！ で、殺意は最高の教材である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
そういう捻じれきった悪意が、自分を危険にさらさないまま襲いかかってくる。敵は無音無影の殺し屋。真っ先に喉を潰す手際の良さが恐ろしい。
前回あれだけ真っ向勝負に強かったブチャラティが、あっという間に戦闘不能になる辺り、”ベイビィフェイス”の強さと搦手が良く判る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
そんな強敵相手に、たった一人で立ち向かうジョルノ。電車じゃいいところ無かったからな…状況把握、スタンド能力の推察も亜音速だぜ！
地味に襲撃前、『ブチャラティとトリッシュが入った亀』をアバッキオがジョルノに預けてるのが、かなりのアバデレだな、と思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
それはミッションとボスという、絶望に染まりきったアバッキオにとっての全てだ。『認めねぇ』と口では言いつつも、そういうモノを預ける信頼を、アバッキオも寄せてる
五部は”ロミオとジュリエット”のように圧縮の効いた物語で、チームの冒険は凄い速度で進んでいく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
その短い時間に凝縮された出会いと別れ、絶望と信頼。そういうもんが垣間見れるのは面白い。まぁハンドサインは、やっぱ通じないんだけども。
ナランチャの街中大炎上にも似た、『盗難車を隠すなら盗難車の中』作戦とかも、ギャングスタらしい悪逆が垣間見え、成長を感じた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
そんな凄味はさらなる激戦の中で加速し、ゴールド・エクスペリエンスはヒーラーとしての資質を開花させる。あれむっちゃ痛いはずなんだが、顔色人使えないのは”スゴみ”
奇っ怪な能力（体をキューブにして殺すビジュアルの強さは、やっぱ凄く良い。モダンホラーはショックの強い死体だよなぁやっぱ…）にも慌てず、敵の正体を探り引っ張り出す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
敵の手札を裸にする頭脳戦でもあるスタンドバトルに必要な、頭のキレと揺れない精神力を、ジョルノは存分に発揮する。
まぁここいらで主役を一皮剥けさせておかないと、加速していく血栓についていけない、ってのもあるんだろうが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
そういう一段階上の覚醒が必要な強敵として、やっぱ”ベイビィフェイス”は良い。最悪にキモい出生のおかげで、どんだけ殴っても後腐れないしな！
回復に使った力を即座に攻撃に回す応用力も、ジョルノの地頭の発現か。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
『ご存知…ピラニアだッ！』って言われても…テンション上がると訳解んないこというのは、DIOの”血”を感じて結構好き。
痛みや逆境を反撃に繋げるジョルノと、安全圏でパチパチ指示してるメローネの対比が、結構鮮明な対決ね。
今回は妙にシモ方面のネタが多い回でもあったが、同じ小水ネタなのにメローネがやるとおぞましくて、ブチャラティがやると微笑ましいのはなぜなのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
妙に格式張ったトリッシュの言い回しといい、亀の中の漫才は不思議に微笑ましく、一服の清涼剤だった。ブチャほんと天然だな…。
敵の手札を暴いた上で、完全にそれを上回る。ジョジョバトルで最も大事な”凄味”で上回って、趨勢はだいたい決した感じ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
あとはどうフィニッシュするかと、矢継ぎ早に迫る追手に土雨立ち向かうか。来週の魅せ方が楽しみになる、良いエピソードでした。
