ジョジョの奇妙な冒険
連載開始から36年、アニメ初回放送から10年……ジョースターの血脈を巡り六部にわたって描かれた運命の物語が、今ここに一つの決着を迎える。 加速した時が人と世界のあり方を変え、神父の狂信する”覚悟”が完成する寸前最後の闘いを……その先に待つ素晴らしき結…
加速した時は数多の犠牲を噛み砕き、運命の果てへと少年を運ぶ。 VS”メイド・イン・ヘブン”、ストーンオーシャン最終決戦である。 超加速神父の表現がアニメならではの迫力とトンチキ加減で、なんともストーンオーシャンなラストバトルであるが、情け容赦な…
互いの執念と運命を手繰り寄せてたどり着いた最終局面、ストーンオーシャン第㊱話である。 と言ったものの、異様な体勢で宙に浮かびビカビカ光った挙げ句に姿を消したプッチ神父が再び姿を表すまで、アナスイと承太郎が奇妙なコメディを演じたり、無敵のスタ…
・はじめにこの記事は、2023年1~3月期に僕が見たアニメ、見終えたアニメを総論し、ベストエピソードを選出していく記事です。各話で感想を書いていくと、どうしてもトータルどうだったかを書き記す場所がないし、あえて『最高の一話』を選ぶことで、作品に…
迫りくる運命の瞬間、激闘の果て……ッ! VSC-MOON第二話、ストーンオーシャン・クライマックスである。 今まで散々モダンホラーな演出に苦しめられてきた徐倫が、正体不明な怪物として神父を悩ませる前半戦から、お互いが”機”を待ち奪い合う後半戦、そして運…
意地と覚悟がぶつかり合う最終決戦、神父の新たな力が迸るVS”C-MOON”戦前半戦、ストーンオーシャン第34話である。 マジでキモい外見と能力した新スタンドが好き勝手絶頂ぶっこむ中、エンポリオくんは解説と絶叫に超忙しく、戦士二人は水平に崖にぶら下がるよ…
ウェザーの犠牲をもってしても追いつけない、邪悪なる天国への道。 予兆というにはあまりに怪奇にすぎる異常事態の只中に、現れた新たな脅威”C-MOON”……という、ストーンオーシャン第33話である。 画像は”ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン”第33話から…
かくして、嵐は止む。 三話にわたって続いた、ウェザー・リポートでありウェス・ブルーマリンでありドメニコ・プッチでもある男の物語、その終章である。 死ぬことでしか止まらない悪魔の虹、それを生み出す消えない傷がグロテスクに荒れ狂った果て、訪れた…
血縁と宿命にまつわる長いサーガ、その最新の悲劇を掘り下げるストーンオーシャン第31話である。 プッチとウェザーの因縁が掘り起こされ、二人が根源的に何を望んで今闘うのかが示される回だが、人間としての神父を掘り下げることは彼が引き起こそうとしてい…
地下の悪夢から脱出した先に、更にひろがる地獄の風景! ”ヘヴィー・ウェザー”大暴れ、色と音と動きがつくとマージでキツい超☆カタツムリ祭りの、ストーンオーシャン第30話である。 画像は”ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン”第30話から引用 大惨事を…
奇想飛び交う極限バトル、さらなる混乱へ飛び込むストーンオーシャン第29話である。 ヴェルサスに引きずり込まれた”アンダー・ワールド”の悪夢を、賢いエンポリオくんのサポート受けつつ真正面から踏み破り、さて”詰み(チェック・メイト)”……と思ってたらヤ…
リキエルを退けた徐倫達は運命に導かれ、惨劇の記憶眠る大穴へと挑むッ! いつも以上にモダンホラーテイストモリモリ、ぶっちゃけかなり怖い”アンダー・ワールド”戦開始のストーンオーシャン第28話である。 画像は”ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン”…
血脈と運命の引力を引きちぎり、魂は天の高みまで飛ぶッ! 圧倒的なテンションと凄みが混じり合い、トンチキに発火するリキエル戦、ストーンオーシャン第27話である。 『なーんで急にスカイフィッシュが出てくるんだ!?』とか、『流石にしゃべくりが凄すぎ…
惹かれ合う『引力』に導かれ、脱獄犯達の旅路は奇妙にねじり狂う。 野放図で奇想天外な想像力が暴れまくる、『え……どういうこと!?』まみれのストーンオーシャン後半戦、第26話である。 いやまぁ、だいたい分かるっちゃァ分かる……ていうか作品の凄みで理解…
遂に物語は”水族館”の外へッ! 脱獄を果たし更に加速する引力と運命の物語、第3クール初手からマジ良く分かんねぇッ! ストーンオーシャン第25話である。 画像は”ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン”第25話から引用 物語の舞台は刑務所の外へと広が…
記憶という牢獄にスタンド使いを閉じ込める強敵、”ジェイル・ハウス・ロック”。 徐倫とエンポリオは危機を乗り越え、神父を追い詰める旅へ進み出せるのかッ! という、ストーンオーシャン第24話。 3つの記憶が常識や尊厳を塗りつぶし、あんだけ覚悟決まりま…
友との英傑の、さらに先に続いていく運命の戦い。 神父はDIOの残した神秘を手に入れ、徐倫は父の記憶と敵の正体を知った後のストーンオーシャン第23話、全力で”メメント”である。 画像は”ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン”第23話から引用 冒頭、DIO…
激闘の果てに、戦士たちが手にしたものとは。 さらばF・F……寂しく美しい風が吹くストーンオーシャン、第22話である。 画像は”ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン”第22話から引用 というわけで、F・Fが死んだ。 アナスイが当てこするように、”たかがプ…
人と怪物を隔てるものを問う奇想の旅路、ストーンオーシャン第21話である。 徐倫とアナスイが”ヨーヨーマッ”を退け緑色の赤ん坊を追う中、F・Fは”ホワイト・スネイク”の本体……DIOの遺志を継ぐプッチ神父と対峙する。 激闘の中消えていく命と心で、人ならざる…
”覚悟”の証明はいつだって命懸け、DIOの骨を巡る激戦もいよいよ佳境な、ストーンオーシャン第20話である。 ”ヨーヨーマッ”との戦いが決着する裏で、一人DアンG暗殺に赴いたF・Fがラスボス・プッチ神父と思わぬ遭遇を果たし、どす黒い迫力に気圧される中選ぶ…
暗黒風水の使い手をぶっ倒しても、特別監獄の戦いは終わらない! 異様なテンションで加熱していく現代伝奇バトルロマン、さらに良く分かんねぇ方向にぶっ飛んでいく第19話である。 空条親子の切ない絆を描い方と思ったら、ヤバ人間アナスイのヤバ求愛漫才が…
懲罰房第二の刺客・ケンゾーとの死闘遂に決着! 『そうはならんやろ……』と『そこまで言い切られたら……そうなるかもな!』が交互に襲いかかる、ジョジョ力強いストーンオーシャン第18話である。 HPゲージが減ってくると本性がむき出しになり、テンションが異…
過酷極まる”ファイト・クラブ”は、異能せめぎ合う超常バトルの序章に過ぎなかった! 訳のわからなさと謎の勢いが加速する、ストーンオーシャン第17話である。 新たな刺客ケンゾー、合流を果たしたF・F&アナスイを加えて、ノンストップでお送りする”DIOの骨”…
スタンド”サバイバー”の能力により、ファイト・クラブと化した特別監獄で行われる血みどろステゴロマッチ、決着ゥゥーーーッ!! のストーンオーシャン、第16話である。 ほぼ全編肉弾アクション、”サバイバー”のバーサーク効果が原始の血潮をJOJOに取り戻し…
この世の果ての監獄に響く、熱き闘争の歌……どんどん意味不明なテンションが跳ね上がっていく、ストーンオーシャン第15話である。 この後連発するワケの解んねぇスタンド使い達の乱打(ラッシュ)を、どういう速度で導いていくか含め、なかなかワクワクする懲…
気高くも哀しき復讐譚、決着ゥゥーーーッ!! という感じの、ストーンオーシャン第14話。 エルメェスの魂が渾身の作画と演技で燃え上がり、ドブに沈むしか道がねぇクソカスを正しく裁きつつも、還らぬ死者への哀切が滲む……とてもジョジョらしいエピソードだっ…
半年ぶりの第2クール、JOJO第6部再開の挨拶は、エルメェス・コステロの起源に血みどろで潜る復讐譚である。 見る側のブランクを揺さぶるように、厳正懲罰隔離房にブチ込まれる未来の描写から始まる物語は血と虫とクソに塗れ、いつも以上にどす汚れて始まる。…
ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャンを見る。無重力の屠殺場をくぐり抜け、遂に中庭への扉を開けた徐倫。しかしそこで遭遇したのは、黒幕たるプッチ神父だった。ウェザーが巻き起こす死の嵐の只中で、ドス汚れた我欲と高潔なる意志が交錯する。閉ざされ…
ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャンを見る。”ジャンピング・ジャック・フラッシュ”の能力により、無人の工場は異形の屠殺場と化した!ウェザーと力を合わせ中庭へ向かおうとする徐倫だが、無重力と真空、影からの狙撃が牙を突き立てる。航海者たちは、…
ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャンを見る。「DISC」を受け渡すべく、SW財団と接触した徐倫。エンポリオの”屋敷幽霊”で出逢った謎の男、ウェザー・リポートとともに中庭に急ぐが、強敵ラング・ラングラーが立ち塞がる。常識が通用しない無重力の檻の中…