イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

批評理論

丹治愛、講談社選書メチエ。多分二度目の読書。選集であり、さまざまな「読み」の方法論を簡潔にまとめたもの。どの立場の文章も及第点以上の出来であり、面白かった。しかし、これから先このように古典的な「文学読解」の方法論はどう転移転換していくのだろうか? ここで紹介されている「最新鋭の」方法論ですらある種の古臭さをまとっているというのに。