イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

科学哲学

ドミニック・ルクール、白水社文庫クセジュ。科学哲学の入門書。ウィーン学派から始まってクワイン・ハッキングまで、過不足なく横に広い本である。自身も科学哲学者である筆者の博識を、入門書として丁寧に解体してわかりやすい筆致に捉えなおしている。入門書だからといって手抜かりも手抜きもない、非常に堅牢な本。