イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

精神分析理論と臨床

北山修、誠信書房。精神分析臨床医療の教科書。とても丁寧かつ判りやすい教科書であり、なによりも個人的な体験としての臨床を重視し、実践医療の現場における注意点に大量のページを割いている姿勢が好ましい。自分も精神科にはお世話になっているので、患者と自分(=医者)を注意深く扱うべきなのだ、と畏れずに書いてあるこの本はなかなかに頼もしいと感じた。良著。