イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

終わりのクロニクル 7

川上稔電撃文庫。というわけで、大・団・円!! 最終巻も六感で加速した勢いを殺すことなくバトルバトルバトル熱い台詞バトルバトルエロバトルバトル根性バトル、とすっさまじい勢いに加え、クライマックスの後クライマックスがその次にクライマックスが来て最後にクライマックスが来るという大激走ぶり。いや、堪能いたしました。
しかし、都市シリーズと比べると、やはり佐山のキャラクターの共感性の高さが個のシリーズをここまで加速した大きな原因だと思う。川上稔の利点は世界設定とバトル描写、弱点は共感できない主人公、といつか書いたが、この作品は弱点を克服して長所を強化する歴史でもあった。いや、1091ページ、堪能させていただきました。面白かった!