熊倉隆敏、講談社。はい、アフターヌーンの地味妖怪マンガですよ。いつものほんわか妖怪テイスト日常マンガと思いきや、ロクサン、ヤマウバ、カマイタチの後半三連戦は本格的に伝奇というか、幽界と現世の境目を見てしまう見鬼の危うさを取り扱った非常に真面目なものでした。こういうのが出来るのはやっぱり、しっかりと骨の太い資料に当たっているからでしょう。
今回はジジイの株が急上昇だなぁ。いつもかっこいいわけですが、やっぱり神クラスの生き物と渡り合ってる現場を見ると渋い。でもなんとなく収束の気配があるなぁ。うーん、淋しいような、このタイミングでいいような。
