イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

2006-01-23から1日間の記事一覧

脳の時計、ゲノムの時計

ロバート・ポラック、早川書房。分子生物学者が書いた医療倫理学の本。このような越境の本は、足場が固めきれず論点がずれるか、豊富な資料を専門知識で読みぬき、適切な意見を建設するかのどちらかであることが多い。この本は後者である。 自身ががんになっ…

夜の中世史

ジャン・ヴェルドン、原書房。「夜」をテーマにした中世の歴史書。とにかく骨の太い本である。恐怖と犯罪、冒涜に満ちた「悪魔の時間」としての夜、快楽と酒、食事の時間である「人間」の夜、そして夢と幻視、心霊との対話の時間である「神」の夜。三つに大…

もっけ 5

熊倉隆敏、講談社。はい、アフターヌーンの地味妖怪マンガですよ。いつものほんわか妖怪テイスト日常マンガと思いきや、ロクサン、ヤマウバ、カマイタチの後半三連戦は本格的に伝奇というか、幽界と現世の境目を見てしまう見鬼の危うさを取り扱った非常に真…

しおんの王 3

かとりまさる&安藤慈朗、講談社。はい、オンナノコ(女装少年も)がもりもりと将棋に目をぎらつかせる面白マンガです。周りでは僕しか読んでいなくて徒っても淋しいですが、面白いです。ナオン組の可愛さは維持したまま、とくにしおんは小動物っぽいマニュー…

ああ病院病院

言ってきました渋谷。路面凍結とかねー、厳しいですね。すべるんで。特に進展も後退もなしの現状維持。しばらくはこんな感じなのかなぁ。まあだらだらと付き合うしかない感じだ。