イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

百合星人ナオコサン 3

kashmirメディアワークス電撃大王の捨て童子、マスターキジルシkashmir先生のシュールギャグ三巻目。ナオコサンも気付けば五年、巻末を定位置に地道にやってきたわけですが、おかげでちょっと構造疲労が見える感じ。ていうか、俺がナオコサンの投げっぱなしに慣れてしまったのか。月日というモノはげに恐ろしい。
ので、別軸でまわしている話がまず目に付いた感じです。具体的に言うとヤオイ星人と彩ちゃん。ナオコサンもみすずさんも基本拾わないので、ヤオイ星人が軸になって回ると、フツーのハイテンションギャグみたいだネ。彩ちゃんは解りやすいツンデレだなー可愛い担当だなー、とか思ってたら強キャラ臭のする青木さんに百合時空に引きずり込まれた。あっという間の犯行だった。
個人的には、kashmir先生のダウナーな部分が好きなので、49話の黒ナオコサン&みすずロボエピソードはスゲー良かった。ていうか、その前48話の地底幼女に見えられるような、奇想をずるっと出される感覚が好きなのかも知れない。なので、黒ナオコサンは全部好きですね。後良かったのは54話の廃墟に瞳を耀かせるみすず。なんだかんだで躁鬱の隙間を奇矯にウロウロするこの漫画好きなので、この調子で続いて欲しいです。