イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

デイドリームネイション 3

kashmirメディアファクトリーkashmir先生祭りの二番手、ダメ高二娘二人を取り巻くダメ先輩とダメ大人とダメ神様の、グズグズな日常漫画三巻目でござる。作中でセルフツッコミしてた、三年の長きに渡るエンドレスサマーにも今巻で終止符が打たれ、新キャラのメガネがプルアップしたりもした。デイドリに似合いの腐れ変態のようで、期待が持てる。
でも本編はやっぱりエンドレスサマーであり、ほぼ全ての紙幅が喫茶店再建編に費やされてました。終わらない夏が終わるように、青春もまた終わる。終わった後どうするかと言うか、終わったように思っていた青春は実は終わってなかった、というエピソードだったかなぁ、と。元生徒会三人組の設定浮上が急だったのでビックリしましたが、お話自体は綺麗な構造であり満足。
主役力をアル中コスプレイヤー(両方元がつくけど)に奪われた荻野と知春ですが、知春は真面目に宿題やってて(オマケで喫茶店再建して)、荻野は表紙で異常に可愛いのでまぁいいや。神様兄弟は相変わらずグズグズだったが、この作品はどっかでグズグズしていないと逆に安心できないヘンテコな作品なので、神様がそこを担当してくれると助かるなぁ。青春モノという軸がかっちりあるのは、安心感あってグッドなんですが、やっぱkashmir空気は味わいたい。そういう意味でバランスいいなぁデイドリは。