イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

第52回 自キャラ解説

まだアップはされていないが、送ったので自キャラ語りをする日記 

 

・ アナ・オランジェ 

24才女性中量級/13・16・13・10/格闘21/我慢強い、簡易筋肉鎧、柔軟 

この前日記に書いた、ミダス王の右手を使って感情を収集するグッドスタッブのNO2。 

キャラとしての動き方は、赤目くんが引っ込んでる間を繋ぐというか、ぼんやり中BOSSっ面する予定。 

物語を回転させるために、何かを奪われたい人には結構いいNPCだと思う。 

スペック的には、インファイト寄りになって体当たりを使う文一。 

最初は主技能が格闘18で、強打を使うレイジングジャグァーみたいなスペックだったが、流派構造の壁の前にあえなく破綻。 

あまり面白みのなく、強いパーツだけで組み上げた感じになった。 

ええ、背面取られたら無論ステッピング二回から振り蹴りしますよ。 

得てして、こういうスペックのほうが結果が出たりする。 

 

・ 南戸かなヱ 

48才女性軽量級/10・15・13・9/柔道22型21礼儀作法17/我慢強い、筋肉鎧、セコンド、瞬発力1

月刊秘伝を久々に立ち読みして、相変わらずの胡散臭さと適当加減にクラクラした結果生まれた「260CPって十分超人じゃね?」キャラ。 

古式幻想ってのはあくまで幻想であって(いや、菊田選手とかリョート選手とか、伝統派空手ベースでMMAのランカーになってる漫画っぽい人もいるけどさ)、筋トレとセイバーメトリクスは常に強靭なスポーツ界。 

そんな中で、「ローキックが来たら即屈んで受けて掴んで折る」という餓狼伝のチョー先輩の妄言めいた動きを実現できてるのが、武神のキャラ達だと思う。 

以下に未熟で未完成と名乗りつつも、260CPというGURPS的なリアリティは常に、「お前ら超人だよ」と言っているし、実際数字的にも超人だと思う。 

体力13空手20の超過級のメガトンパンチって期待値14点とか出て、これは4Dとすれば拳銃以上の火力。 

「そういう人間が出会う武神の場って、思いの外スペシャルなんじゃねーの。秘伝の寝言が現実になってる場所なんじゃねーの」という認識から秘伝っぽいテクニック満載の合気屋を仕上げた。 

 

「ステッピング二回コンボを、どれだけかっこ良く言い張れるだろう」という思考実験の結果「八卦掌の走圏はそれっぽいんじゃないの」という結論にいたり、「半身始動でも移動制限が無くなってる」と気づいて柔法に積めることになったので、合気柔術と風水歩法を組み合わせた全く新しい辻式が誕生した。 

全ての移動系行動に名称変更が仕込んであるので、るーさんには悪いことをすると思う。 

が、かっこ良さは常に発言力に直結し、発言権は居心地の良さに繋がるのでやれることはしておく。 

前回の清十郎VSクリスチアーノ戦は俺の中で結構衝撃で、ああいう試合に胡散臭い「達人」が入り込んできたらどう云う科学反応するか、見たくなったというのもある。 

やっぱり組技には独特の魅力があるなぁ、と。 

組技系は行動選択が死ぬほど面倒くさかったが、一応機能するように書いたつもり。 

そして実際にランしてみるとバグるのはいつものことよ。 

まぁ新しいことしておかないと勝てないからね、しょうがないね。 

 

セコンドがえるたそなのは、流派構造の調整で16/10が一番CP効率のよい移動力8確保数値になったから。 

17/9、ぶっちゃけ微妙やねん。 

露出はしておいて、なんかいい感じのスペック突破口を思いついたら選手で出そう。 

パーソナリティが天狗なのは、有頂天家族が面白かったから。 

今の武神のオカルト流行が、微妙にパンチ聴いてないので夢枕・菊池式の正統伝奇で押し込みたい気持ちになったのもある。 

達人より48才型お化けのほうが「達人」っぽいのは、なかなか面白い現象だと思う。 

いちおー、距離2からの誘いを封じて同系への有利を取り、移動して誘ってきたら回りこんで組むというアドの取り方を考えている。 

 

・ 船戸久延彦 

24才男性中量級/10・16・13・9/空手21/達人の指導、声援効果、セコンド、流派知識/全て 

改定で全周夢幻掌がぶっ潰れたので、掌握の突破力に頼って攻め性能を上げる形に。 

太極拳士でよかった。 

とは言うものの、基本的にはアッシュ型のカウンターキャラ。 

声援効果とセコンドは、事故った時の我慢強さの変わりに使う。 

改定と前回の負け方が色々噛み合って、「異能に頼るばかりの戦い方では、勝機をつかめない」という状態になった。 

これは美味しい。 

何が美味しいかというと、武神に異能キャラ多々いれども「異能と武術の際」を掘りに行ったキャラはいないからだ。 

 

異能者が現実にいたら、その使い方はロジカルに研究されるだろうし、それをまとめ上げるメソッドとして「武術」というのは相性がいいと思う。 

なんでかというと、異能モノは大概過剰な力が日常に及ぼす影響を扱うし、武術もまた、矛を収める方法を常に考えてきたからだ。 

「己の中のケモノに悩むキャラが、武術と異能を融合させながら、己の道を見つけていく」というストーリーは、なかなか面白いんじゃなかろうか。 

コンタクトの距離で、エスパーはキックボクサー相手にどう云うカードを切るべきか。 

火炎発生能力者は、レスラー相手に距離を取るべきか否か。 

そーいう夢っぽくてどうでもいいことを、一番しっくりと考えられるのはMA+だと思う。 

何しろ、実際の数値処理を伴ってそれが判別され、勝ち負けに現れるわけだから。 

とは言うものの、今回の久延彦、内丹12だがね。 

 

太極拳が求める発力や聴勁なんかを、異能というチートでショートカットしてるのが久延彦なんだけど、そこに奢らず地道に闘いと修行を積み上げて、「なんだ、人間はみんな異能力者なんだな。そのために武術を積み上げてきたんだな」という所に気づくまでが彼の話。 

そのためには良いキャラと試合をしたい。