イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

夏の暑い日はお家でオンセ

スカイプの不調にうぐうぐ悩まされつつ、今日はオンセをしたよ。天候の影響を受けにくいのは、明確な強みだなぁ。
シナリオタイトル:プロジェクトΩ システム:アルシャードセイヴァー GM:コバヤシ
浅間忍さん:八瀬飛竜:レジェンド7アタッカー1:18才男性 政治家兼魔術師の家に生まれるも反発し、中央アジアを放浪。その最中に、ベルト型のシャードとドラゴンの力を手に入れた仮面クエスター。虚無的に見えながらも曇りのない正義の心を持ち、誰かを助けるのに理由を必要としない生粋の善人。
OKINAさん:"デイルーチン"アリア:14才女性:ホムンクルス1キャスター1エンチャンター6 魔術連盟が、日々の出来事を記録するために生産したホムンクルス。シャードによって「平穏な日常を見守り、記載する」というクエストを手に入れる。タナトスに攫われ大変なことになったが、覚悟と決意、そして戦友の助力により乗り越え日常に帰還。
シェンツさん:"パンツァーシュレック"天神ちふり:14才女性:メイジ1キャスター1アルケミスト6 プロメテウスにより魔術杖を手に入れた、機甲系魔法少女。普段はもっさりした外見と言動の残念系女子だが、夜の側だとコンバットドラッグの力で奈落と闘う戦士に変身。魔術師らしい知性と、薬物の誘惑を振り切る強さを見せた。
というわけでALSサプリ「ナイトレンジャー」付属二本目を、結構手を入れた上で遊んでみました。基本的な構成やネタの取り扱いは良かったので、典型的なお姫様系されるがままヒロインを、頑張ろうという意欲と強さを持った存在に変化。あとは、ヒロインと同じ立場に立つ存在がPCサイドにいて良いかな、と思ったのでアリアが担当したPC2を新造。何個かギミックを追加、という感じの改定をしてみました。
前回のオリジナルシナリオが暗くて辛い、血の川に腰まで浸かって歩くようなシナリオだったので、それとは別の方向性を模索してみたくなりました。人間性が数値化されているゲームと違って、ALSは「取り返しの付かない」状況から戻ってこれる、優しいシステムだと思っています。そこら辺の一種の「ヌルさ」見たいのを信じてもいいだろう、ということで、クエスターは助けあうし、シャードが導くクエストには素直に従うシナリオを書いてみた。
回してみた感じとしては、ヒロインの造形は結構狙い通りに動作して、PLの共感を得られた気がします。やっぱりただ座っているだけではなく、PCの見せ場を横取りするでもなく、PCがシナリオに参加することで「何か」を成し遂げることが出来る(参加しなければ出来ない)存在のほうが、うちの環境だと「いいヒロイン」かなぁ。
そしてこのシナリオのヒロインは「何か」を成し遂げたいんだ! というサインを出すのに、クエストという要素は強力な後押しになるな、と思いました。PCたちがそうなるように、ミドルフェイズでクエストを受け取ることで「何か」がヒロインを変えた! という達成感も演出できるわけで、クエストはやはり優れたシステムだな、と実感。色々手を入れたところに確かな手応えが帰ってきて、GM冥利に尽きるセッションでした。ありがたやー。