イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

寒の足音が聞こえる日々に

今日はNOVAXのオンセを遊んだよ。付属シナリオ二本目だよー。
シナリオタイトル:見上げてごらん、夜空の星を システム:NOVAX RL:コバヤシ
シェンツさん:烏迷蝶:22才男性:フェイト◎カブトワリ●カブト かつては無軌道な若者としてトルチョック制裁は当然、アルトラ(超暴力)余裕という時計じかけなオレンジ少年だったが、本職のヤクザ(西田雅之似)に小指を折られ、心をベッキベキにされて今はネゴシエーターとしてふらふらしている青年。銃の腕は確かだが滅多なことでは抜かず、フラフラした芯のなさがスタイルという感じ。
Braveoneさん:"ファーストバイト"弓那・フランチェス:19才女性:トーキー◎●ミストレス、マネキン ネバーランドを卒業した後、己の歪んだ好奇心を満足させるべくトーキーの道を選んだ、筋金入りの偏屈者。なのだが、今回は父の疑いを晴らすべくキラキラした目で見上げてくる系女子のために奮闘することになり、「似合わないスタイル」というスタイル表現をテクニカルにさらっとこなしていた。巧い。
OKINAさん:アンヤ:16才女性:イヌ◎レッガー●ニューロ 路上で健康優良不良少女をやっていたところを、レイにベコベコにされBHに(強制的に)入った(入らされた)跳ねっ返り娘。人生をプラスとマイナスの収支で捉え、それをフラットにさせることを己に任じている、独特のスタイル持ち。若造ムーブの中に熟練したモチベーション生成、キャスト間の繋ぎを見せつけ、やはり巧い。
というわけで、今回はNOVAの地べたを這いずりまわる、どっちかというとオーサカで亜侠してた方が宜しいんじゃありませんか系のメンバーが揃いました。一度へし折れて何とか生き延びた探偵、ユメノシマから這い出してきた性格最悪なトーキー、そして元ストリートキッズの跳ねっ返り婦警。いやー、こういう「悪人というわけではないが性格は悪い」キャラは、NOVAでしか出来んね。
三人プレイということで、ロールプレイ濃厚気味に楽しみまして、凡人系トーキョーNOVAの妙味をこれでもかという感じで堪能しました。こういう地べた這いずり回りの「弱い」プレイングも通れば、超人力バリバリな「強い」プレイも通るシステムはやっぱNOVAかなぁという感じがします。HPがないことや、神業の存在がいろんな独自性を呼んでいる気配。
シナリオの方はややモチベ事故が起きそうだったので、チョロチョロと改変しています。環境を鑑みてうまく行かねー気配が漂ってるなら、自分はザックリ手を入れてしまう派です。実際の仕上がりもそうなんですが、「俺は手を入れたんだ」という事実自体が、背筋を伸ばした折れないマスタリングに繋がる気がしています。自信と信頼は、いつでも重要。その甲斐あって、そしてPLの協力あっていいセッションになりました。ありがたやー。