イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プリパラ:第54話『あくまのミュージアムクマ!』感想

一年の節目を超えたプリパラ、今回はホラーとコメディを半々で混ぜ、今いるキャラ全員出したメガ盛り回。
元ネタとしては『ナイトミュージアム』かなぁと思ってたら、出るわ出るわプリリズ時代の懐かしいネタ。
プリズムストーンにラビチに各種プリズムジャンプのタペストリ、フラッシュグローブにグレイトフルシンフォニアと、タカトミの在庫処分市みたいな様相を呈してました。
やりたい放題すぎるだろ……とか思ったが、演出コンテが菱田の親分だったので、まぁしゃあない。

ワチャワチャガヤガヤした元気の良い展開で、あろみかを狂言回しにして色んなキャラに色んな出番がある話。
ふわりの顔見世も終わったので、キャラが沢山出てくる話を楽しくやるにはいいタイミングか。
こんだけキャラが増えると振り分けれる尺も薄くなるが、ボケっぱなしの勢いとネタの豊富さで見せる手腕は、いかにもプリパラっぽい。
『とにかく楽しい』って部分において、やっぱ女児アニでも最強に強まってるからな、プリパラ。
主にコメディで進めてるのに、妙にレオそふぃ推しのシーンが多いあたり菱田コンテっぽいなぁと思ったり。

まぁその分お話としては特に何かを得たわけではなく、久々のあろみかステージが見れたくらいか。
ふわり強化月間に入ってから露骨に割りを食っていたので、今回軸になって賑やかしをしてくれたのは、ちょっと嬉しい。
プリパラに限らず、玩具販売・ゲームの展開と常に連動する女児アニは色々大変よなぁ。
そんな制約の中で底抜けに楽しい話を見せてくれるのは、やっぱ嬉しいもんですね。