イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

デュラララ×2転:第18話『花に嵐』感想

池袋奇人祭り、今回はアイドルとバケモノとストーカーの輪舞曲・中編。
ルリちゃんの過去に触れつつ、暗躍するストーカーさんの勇姿をキモく強調してました。
森羅に手をかけた時点でセルティに殺されるルートが確定したので、徒橋くんの見せ場はここまでかなぁ……喧嘩打った相手が悪かったね。

ルリちゃん第1回めの出番はいきなりシズちゃんのバイオレンスくらって、幽とロマンスして……と、過去を掘り下げている余裕があんまありませんでした。
第2回めの出番である今回はそこら辺触りつつ、大BOSSである澱切を舞台に上げる準備をする感じ。
幽が精神的にも相変わらずイケメンで、このカップル好きな自分としては嬉しい。

本筋の方は順当に進んでいましたが、紀田くんが池袋に帰ってきて副道も進展あり。
ウダウダ抱え込んでいた過去を反省し、人類最強であるシズちゃんと最速コンタクトしていたのは、話が早くて良い。
森羅が的にかけられたことでセルティが不安定になっていくと思うので、シズちゃんとコンビ打ち選ぶのは正しいよなぁ。
脇キャラ描写といえば、渡草くんの腐れドルヲタっぷりが久々に顔を出し、彼のファンである僕は嬉しい。

あと帝人くんがどーんどんイイ目になってきて、どーんどんサイコ力を上げているのが不安でもあり楽しくもあり。
凡人代表だった帝人くんが精神的超人として良くない覚醒をして、どーんどんダメに成ってくここら辺の流れは負のカタルシスが凄くて、僕は好きなところです。
そこら辺は紀田くんと杏里とで作る三角形に信頼感があって、『ホント最悪になりそうなら、あの二人がどうにかしてくれるだろう』って信頼感が支えている印象。
紀田-シズちゃん、帝人-ドタチン、杏里-セルティという風に、メンターを置いているのも安心の理由なんだが……セルティが崩れると杏里が不安定になるから、今後はこの三角形にも歪みが出るかな。

アイドルとストーカーのお話を進展させつつ、色んな所に目配せしてるお話でした。
メイン回しつつサブストーリーも展開させてると、デュラララっぽさが出るな、やっぱ。
来週は徒橋くんにキスしてグッバイですが、むしろ気になるのはその話が終わった後の波紋かなぁ。
碌でもない方校に加速していきそうで、とっても楽しみです。(ろくでなしの笑顔)