イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

デュラララ!!×2転:第19話『猫を殺せば七代祟る』感想

奇人変人フリークスショーINマッドシティ池袋、今回はストーカー編の終わりと二人の邂逅。
一応落ち着くところに落ち着きはしたものの、被害は甚大だし、ストーカーをブッチメたのはムカつくイザヤだし、帝人も正臣も凄い勢いで坂を下って行くし、黒幕にはダメージ入ってないしで、なんにも解決していねぇ。
十本刀かガンホーガンズかって感じで超カッコよく登場した『折原臨也の軍勢』も、美味しいのこのシーンだけで、この後あんま……だしなぁ……。

とは言うものの、やっぱり帝人の持っている負のカタルシスは凄い。
話を聞くつもりもなければ、話をするつもりもないので状態が悪化しまくる上に、遅れてきた正臣は止める立場になく、そこから一歩踏み出す勇気もないというね。
状況を改善できるのは実は青葉なんだが、あの子壊れてる帝人くん好きすぎて、プラスの方校に行くの止めそうだしな。
正臣の目の前から帝人が離れていくシーンは、どう考えてもNTRエロ漫画の1シーンだったね。

そして正臣くんは、親友が自分から落ちていったショックで昔の悪い仲間を招集していた。
きみはじつにばかだな!!(青狸っツラで罵倒)
そんなことだから、怖いヤクザのおじさんが事態に介入してくるんだよ!!
少し腹割って話せば解決する問題っぽいけど、それが一番難しいというところが、あの三人のカルマよね。
三人組の中では杏里が一番フリーな立場だけど、こっちは仲良し人外のセルティが追い詰められているという悩ましい状況ですな。

色んな所の閉塞感が高まりつつ、決定的な破綻はまだ遠い、中盤の一段落でした。
田舎から帰ってきて、金で集めたクサレ犯罪者と鍋食ってご満悦な臨也くんが、そろそろ動くのかな?
あいつホント寂しがりやのくせに他人の顔色無視するから、どんどん抉らせてくな……。