戦姫絶唱シンフォギアXVを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年7月13日
パンドラの棺が暴かれ、超古代の遺骸は米国の手に渡った。光明結社残党が不気味な動きを見せる中、少女達は甘やかな夢に微睡む。
何もかもが無明に沈む中で、剣はステージを戦場に舞う。そこが天に一番近い場所と、己の土壇場と信じて。
かくして、空が墜ちる。
というわけで挨拶終了! 残酷行くぞッ!! というXV第二話。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年7月13日
のんきな三バカだと思ってた光明結社残党が、シンフォギア史上稀に見る残虐プレイをぶん回し、『あ…死ぬしかないかも…』と思わせるには十分な仕上がりであった。
いやー…一期一話以来の大虐殺ではないか。マジエグい。
最終章と銘打つだけあって、小ネタから大筋まで様々なレイヤで過去作の引用が編み込まれているXV。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年7月13日
今回の大虐殺は全ての始まりとなったツヴァイウィングライブの再来であり、防人以外の幸福を掴もうとした翼の意気をくじくのに、十分な精神攻撃であった。いや、人命もボコスカ消えとるが。
4期分経験値を積んだ奏者は直接戦闘ではなかなか倒せない(倒そうとすると、あっという間に抽象領域までインフレが進む)ので、残党は弱者の戦いをすることにしたようだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年7月13日
貧者ゆえの卑劣を、迷うことなく抜いてくるゲリラ・テロリスト。今までにいないタイプの敵である。
正面戦闘だとどうなるか見せるのが、空母での切調デュエットバトルとなる。ロリ組は奏者の中では結構な劣等生だけども、アルカノイズでは足止めにもならず、閉所に追い込んでも闘い方に応用が効く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年7月13日
そらー、落下しながらキャッキャウフフする余裕もあるってもんだ。うっかりLinker忘れるじゃない!
切ちゃんがえっちなポールダンスを披露したり、調のヨーヨーワイヤーバトルが凝ってたり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年7月13日
相変わらずアクション頑張っており、なかなか満足の闘いだった。とは言えまだまだ序盤も序盤、残党の方も出方を探りつつという塩梅で、今後もこの調子で行けるかは解らない。
残党は自分たちが弱者で、奏者は何度も世界を救ってきた勇者であることをよく理解している。奏者がいくら強くても、彼女たちが守りたい一般人にはアルカノイズは死の具現、二人では止めきれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年7月13日
先週は南極舞台に『守りきれる闘い』を書いたけども、今回は『守れない闘い』になった。
空母戦の余裕ムード(に加えて、第1話の棺戦快勝)が巧いヒキになっていて、空中庭園の敗戦はなかなかショックであった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年7月13日
が、あの虐殺がシンフォギアとも言える。モブには厳しい作品世界で、一時夢を見た罰…というには、翼さんのトラウマをこじ開け、グリグリえぐる展開である。
怪腕描写が面白いミラアルクの、万華鏡のような妖瞳。それが大殺戮との合わせ技で、翼さんの心をどんくらいへこませるか。なかなか厳しい戦いになりそうだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年7月13日
鍛え上げた武力を正面から叩きつけられる状況まで持ってくのが、残党との闘い方になるのかなぁ…情報・謀略戦が大事になりそう。
まぁSONGが後手に回るのはいつものことなので、わからんことが多いのはしょうがないとして。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年7月13日
厳しい寒さから、手袋のように守ってくれる温もりは、未だ奏者からは遠い。誰に告げるでもなく呟いたクリスの言葉は、正しい予言であった。のんきに学生や歌姫やってる場合じゃない。
んだが、奏者を職業戦士にしないのは作品共通の倫理で。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年7月13日
壊そうと思えば、雑魚ノイズでも簡単に蹂躙できる当たり前の幸福。その脆さをどう背負い、戦士が同時に人間でもある矛盾にどう向き合うか。
『最終章の軸の一つはそこなんだろうなぁ』と思わされるエピソードだった。
挑戦者として絶望的状況をひっくり返すのは得意でも、富者として下からの突き上げを跳ね除けるのは苦手。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年7月13日
光明結社残党の搦め手は、一瞬の安楽を叩き落としたわけだが、剣は再び錆びるのか。反撃の糸口はどこにあるのか。
風雲は血臭を孕んで、どこに流れていくのか。来週も楽しみ。