新サクラ大戦を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
炎とともに去ったクラーラを、保護したのは白秋だった。語られる真実を、欧州を駆ける神山隊長も掴んでいた。
世界を掴みうる降魔人間の力を求め、カミンスキーは狂気を舞う。
慕情という糸に操られたレイラの爪から、帝国華撃団はクラーラを守りうるのか?
そんな感じの、真相大発覚回。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
ルシュコヴァ姉妹の出自、カミンスキーの陰謀、孤児院の真実と、色々顕になるエピソードであった。
団長が典型的終末思想のクレイジークズ人間であることがほぼ確定し、彼のトンチキな所が好きだった視聴者としては、結構残念である。
まぁ立ち居振る舞いの方は、相変わらずクレイジーなのだが。あらゆる状況でパをし続ける芝居が、狂った道化師のような味わいを出しているのは結構好きだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
大海底要塞と化したセヴァストポリでも、踊り狂ってるからなこの人。レイラも止めなさいよ…。
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海底の青い光を浴びて、交錯しても重ならない二人のパ・ドゥ・ドゥ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
先週の演出を引き継ぐように、団長は常に影の中からヌメっと出てくる。対するレイラは不確かな心を鏡に照らして、団長への報われぬ慕情とか、妹への愛と嫉妬とか、複雑な心理に身を投げている。
団長がどういうオリジンを持っていて、何を狙って降魔人間の力を求めるか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
そこが未だ不明なので、なかなか断言はできないが。
魔との混じり物であるレイラのほうが人としての迷いを丁寧に抱え、一応人っぽいカミンスキーのほうが他人が付け込む揺れがないのは、面白い対比である。
ここまで来たら脳髄の芯まで暴力革命にかぶれた、人間性の怪物であって欲しい期待とかもあるが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
貼り付けたような微笑みでレイラの胸元に滑り込み、カミンスキーは蒼き光で彼女の心を消す。この一瞬のアップは、最高にキモくて良い。
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己を慕う黒鳥を都合のいい操り人形に変えて、団長の野望は踊る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
このまま行くと非常に分かりやすいラスボスを演りそうだけども、仕草の面白さに負けないくらいのヒネリとコクが根っこにあると、ドラマの方も面白くなりそうだが…さて、どうなるかな?
さておき、もう一人の白翼の少女、クラーラは孤児院で目を覚ます。直哉くん、尋常じゃないオーラはなってたけど、まさか降魔とはね…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
つーか白秋先生、降魔狩りを使命とする集団と通じながら、その穏健派を身内に庇うとは…相当タヌキっすね!!
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ヨーロッパにぶっ飛ばされた神山隊長経由で、華撃団もまた真相を知っていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
密かに進められていた、降魔人間の開発。小さく紡がれた”家族”の和と、それを燃やし尽くす野望の炎。
『なるほど大惨事じゃねーの…』って感じだ。一民間研究所が触るネタじゃねー!!
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まぁ華撃団本部と社会の結びつき、その権力の構造含め、アニメ見てるだけだと降魔がどこまで脅威なのかはフワッとしか分からんので、博士の研究とカミンスキーの暴虐がどんだけのもんか、いまいち判別しきれねぇわけだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
『そこら辺は旧作、並びにゲーム版をやってね!』ってことだろうか?
どちらにせよ、人にも降魔にも融和を望む勢力があって、姉妹はその架け橋となる希望を背負って生まれてきた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
のだが、団長の野望が全部を押し流し、神山隊長と白秋先生はそれを押し留め、華撃団に預けた、という形か。
さくらがあんだけ苦戦した黒マント、余裕の二撃両断で『隊長つええ!』ってなった
『難しいことは解かんねぇけどよぉ』と背景情報を後ろに流して、さくらは自分の気持ちに正直になる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
ここで使命のだ敵だのにしがみつかず、クラーラ大事一本で行ってくれるのは、個人的にはありがたい。そこを手がかりに、このアニメ見てるからね。
クラーラもまた、白秋の問いかけに想いを返す…
ところで!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
帝都上空から姉襲来である。こういう人間サイズの超人描写が冴えてるのは、このアニメのいいところだな…もっと無茶苦茶しろ!
”家”に土足で上がり込み、思いを踏みにじる人形の歩み。それに歩調を合わせ、海より浮上する大要塞。
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これを追って出撃する華撃団と、させじと対峙する黒き霊子戦闘機。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
人間サイズの動力甲冑が、ホバーを効かせながら土埃バチバチでぶつかり合う戦闘描写はいい感じ。スチームパンク/メカアクション!
クラーラの決意に、不格好な鉄の塊が手を伸ばす詩情もグッドだ。
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まぁ『妹が新しい家族を選んだら、それを尊重して一歩引くのが道理だよね』っつー白秋先生の言い分には、ちとスパルタンに過ぎるものを感じなくもないが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
この人シンプルな正義の味方にみえて、かなり尖った思想の持ち主な感じ。後の軍国主義の思想的柱にもなりうる、ある種の苛烈な正しさの匂い…。
人と魔の垣根を超えて、”家族”として培った絆に手を伸ばす。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
そんな大団円に、良いタイミングで横殴りをかける破壊の炎。団長のヘイトアーツも絶好調だ!
あ、さくら機爆発の危機を白秋先生が助けるまで、華撃団がボーッと見てたのはあんま良くなかったですネ。
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終盤になってデカい展開が回り始めると、展開のためにキャラがボッ立ちする瞬間がいくつかあって、ちと気になったりもする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
話運びのために必要な静観でも、キャラレベルでは必死になんとかしようと足掻いて、しかし届かない…くらいに描いてくれると、自分としては飲みやすいのだが…。
さておき、さくらは再び炎の中に取り残され、クラーラはカミンスキーの手に落ちた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
世界の命運を左右しうるほどの、クラーラの力。カミンスキーは何故それを求め、何を成し遂げようというのか。
さくらとクラーラは、手を伸ばしあった”家族”の縁に、『ただいま』を言えるのか。
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そんな感じで、待て次回! である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
白秋先生が北一輝みてぇなヤバさを匂わせてきたり、団長の革命の炎がどっから湧いて出てくるか不明だったり、いくつか気になるポイントはありますが、全体的には最終決戦に向けて状況を整える感じに。
団長はともかく、白秋先生の思惑はアニメで描かれるのかなぁ?
さくらが『難しいことは解かんねぇけどよぉ』と言っちゃったので、華撃団の視点では団長殴ってクラーラを奪還すれば、終わる目算は付いた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年6月5日
まぁその前に、鋼鉄大要塞セヴァストーポリ攻略が待ってんだけども。団長、ステゴロも強いと良いなぁ…。
最終決戦へ加速する物語、次回も楽しみです。