プロセカイベスト”夏祭り、鳴り響く音は”を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
ふとしたきっかけで祭りのステージに参加することになったRAD DOGS。
暁人の脳裏によぎるのは、姉と歩いたあの日の祭りだった…という感じのイベント。
東雲姉弟特有の生っぽい温度感、ベタつかない繋がりがよく見えて、大変良かった。
プロセカの越境イベストは、ゼロから出会って関係を継続していく過程が丁寧に積み上がっていって、なかなか面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
最初から全員見知っているわけではなく、知らないからこそ知り合って、時折顔を合わせて言葉を交わし、縁が深まっていく面白さ。
関係構築の醍醐味を、大事に回している感じだ。
同時にユニットの枠を超えて、既に出来上がっている関係性も当然ある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
血縁はその一番目立つ所で、天馬兄妹、日野森姉妹、東雲姉弟にはそれぞれ、異なった色合の親愛がある。
雫の湿度の高いベットリ感、司くんの堂々妹LOVEとはまた違う、リアルなザラツイた質感。
それが、絵名と暁人を繋いでいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
横暴を押し付け、ブーブー文句言いつつ、非常に近い距離で同居する。長い時間一緒にいたからこそ、感謝を言葉にするのは照れくさくて、しかし確かに絆がある。
そういう生っぽい姉弟の間合いが、どんな思い出から芽生えているのか。
暁人のオリジンを描きつつ、それを追っていく物語となった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
剥き出しのエゴを間近で見ているので、『まー覚えてねぇだろうな…』と思っていたサッカーへの挫折と、音楽との出会い。
それを、姉も結構大事に抱えてくれていたと知った時の、暁人の顔がいい。
24時間全てを捧げ、高みを目指す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
サッカーは暁人にとっての運命とはなり得なかったが、二度目に出会った夢にはその姿勢で望んだ。
彼のストイシズムが何処から出てきたかも、良く見えるエピソードとなった。
祭りの運動靴、現在のダンスシューズ、そしてサッカー。”足”モチーフで連続性あるのは良い
絵名は身勝手でワガママなようで、思いの外他人をよく見ている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
”シークレット・ディスタンス”以来ずっと、何かに思い悩む瑞希を見つめ続けている描写が続いているわけだが、今回もまた絵名は親友を気にかけている。
凄く丁寧に、瑞希のクローゼットが開く瞬間の準備をしてる印象だ。
性自認と秘密にまつわる語りは、それくらいの慎重さが必要なネタだと思うし、承認欲求モンスターの意外な一面を強調する意味でも、その視線は大事だろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
というか、”満たされないペイルカラー”を経てある程度吹っ切れた結果、持ち前の面倒見が再起動してきてる、というか。
夢やぶれて傷ついた弟の顔を絵名はよく見ていたわけで、今瑞希に向いている視線は、持ち前の優しさをどう扱えば良いのか、思い出す余裕が彼女に出てきた結果だとは思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
かつて姉がしてくれたことを、蓮っ葉に育った暁人がひっそり忘れていないのも、絵名の輝きを強めている。
RADの音楽家としての強さを、ニーゴが目撃し心に刻んだのも、今後を考えると大事な布石だろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
つーかニーゴちゃん、『ういっす世の中のハズレものです』みてぇな顔してたのに、すっかり色んなイベントに肩くんででかけるようになったわね…ええこっちゃ。
それぞれのユニット(人間)は独自の色を保ちつつ、同じパレットに並んで、一つの絵を書く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
イベストで生まれる様々な出会いは、後に大きなコラボレーションを果たすために、必要な画材を必要な場所に置く作業なんだと思う。
”純白の貴方へ、誓いの歌を!”で、ビビバスとワンダショが線繋いだのと同じ
縁を手繰り寄せて出会った相手が、どんな表現をして何に強いのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
知っていること…ふとした瞬間に出会い直し、再び語らうことでそれを確認していくことが、いつか何かを成し遂げる足場になる。
運命的なイベントではなく、継続的な人生の一幕として、”出逢い”を描いていく。
豊かな継続性への視線が、お商売として長くコンテンツを持たすストーリーテリングと噛み合って、なかなか面白い情景を生んでるように思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
わりとジワジワ出会わせているのは、相当に長期的戦略を持って話し回してる感じがするね。
物語燃料を計画的に使って、コンテンツを飛ばすクレバーさ。
さておき、長く隣り合えばこその尊さというのは、東雲姉弟も同じである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
普段の応対がごくありふれた、仲良し大好き姉弟って感じではけしてないからこそ、家族の情景に刻まれていた思い出が蘇り、かつて靴を届けられた側が今度は届ける側になる、喜ばしい逆転が輝いても見える。
『見落とさない、諦めない』というのは絵名特有の属性にもなってきて、これがニーゴ単独の物語に戻ったとき、どう炸裂するかも楽しみである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
瑞希が諦めようとしたものにしがみつき、必死に探したことが、弟の晴れ舞台を輝かせるガラスの靴を、姉に見つけもさせる。
そういう不思議な縁の繋がりを、夏祭りのエモさに上手く混ぜ合わせて描くエピソードでした。大変良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月21日
モモジャンの湿度高い方とカラッとしてる方が、マジでNIGIYAKASIでしかない出方とか、結構好きよ。そういうなんてこと無い触れ合いが、未来に繋がっても行くでしょうよ、って感じ。