イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

柔らかな遺伝子

マット・リドレー著の遺伝社会学の本。紀伊国屋書店。いわゆる「生まれか育ちか」論争とそれに続くディストピア(ナチズム社会主義)を避けるべく、「育ちは生まれの後に」という新しい提言をしている本。証拠の提示の仕方や公平な視点、柔軟な論説などなど、凄く楽しんで読めた。結論に至るまでの実際の情報を大量に出すのが上手く、納得させられる。良著。