イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

公と私の系譜学

レイモンド・ゴイス、岩波書店。歴史的な視点からリベラルの「公的なこと」と「私的なこと」を見つめ、批判する本。視点は徹底していて、論説も尽くされているのだが少々文章が冗長に感じた。が、それも作者の誠実さの裏返しと考えることが出来る。リベラリズムの根っこによく迫った本で面白かった。