イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

IZO

シェンツさんから借りた三池監督のゴアグロキジルシ映画。企画脚本のパンク魂を青臭いまま発酵させて、無加工で三池に譲り渡したらイヤなガスが発生、みたいな映画。説明は足りてないし、絵のつなぎは不味いし、致命的なのはチャンバラの腰が折れてること。映画としては三流通り越して駄作。
でも三池の絵の造り方はやっぱり好きで、つなぎは不味くても一枚一枚はやっぱり見せる。豪華カメオ出演者を問答無用でゴアまみれにぶち殺すあたりも大好き。青臭い魂をそのまま許されるのは天才だけで、天才ってのはなかなかいない。もう少し脚本を練り上げるべきネタだなぁとか思いつつ、だらだらと堪能しました。