荒川弘、スクウェアエニックス。つうわけで、皆さんご存知、ガンガンの大黒柱ハガレンの最新刊でございます。今回は主役組大ピンチの回でありまして、大佐は組織解体、エドアル組は地獄から脱出したかと思ったらまた地獄。うーん、大変だ。そんな中、奇縁が結んだ傷メイ組の動きがちょっと好きです。
思うにようやっとこの話で、ハガレン世界の骨組みが見えてきて、それを解体するためには何をすればいいのかが軽くわかったかな、という感じです。今まで足掻いて、足掻いて、足掻いて。そしてたどり着いた場所が虎口でも、進むしかないのは、今までの生き様がようよう教えている。つくづく、ハガレンはいい漫画、上手い漫画、そして面白い漫画であります。
