つうわけでブレカナのキャンペーンが終わり、今度はガイアであります。同じく長いので
シナリオタイトル：奈落遊戯 システム：アルシャードガイア ＧＭ：浅間さん
シェンツさん：沢木タスク：１７歳男性：レジェンド１、ファイター１、スカウト１ 普段は茫洋としてねじが二三本外れた普通の少年。とんでもなくグダッた寝言を吐くミドルフェイズとは対照的に、戦闘になるとスイッチが入り、奈落への憎悪むき出しに心傷風景そのままに邪悪な武器を多数召還して大暴れする。アフリカ式投げナイフとか、血まみれの農業用フォーク二十本とか、頭蓋穿孔用ドリルとか。
ＯＫＩＮＡさん："塔守"ニムロッデ：１６歳女性：アルケミスト１、ブラックマジシャン１、ホワイトメイジ１ 情報統合データベースの管理人であり、さまざまな呪文を操る賢者。蓮っ葉でざっくりとした性格をしている。タスクのボケ倒しに的確に突っ込みを入れつつ、情報統合を的確に泳ぐ。面制圧の要。
赤目鴉君：サトリ：外見２０代男性：ダンピール１、ルーンナイト１、ファイター１ 奈落に家族もろとも殺され、"組織"により生体改造、人造ダンピールとなる。その代償として眠りを失っており、格闘能力を強化する漆黒の外套を羽織って奈落狩りをし、その代償として眠りを"買って"いる。レートは１時間/奈落１０体。とにかくシブい。永世者であることを全然利点だと思わない永世者はかっこよい。
田中君："ライブラリアン"文車書院：２５歳男性：レジェンド２、ヴァグランツ１ 魔術師の家の外れモノ。魔術はないが、アカシックレコードへのアクセスと書き換えという異能を持ち、他者を支援することで奈落を殺す。徹底して嫌なやつで友達もいない。降りなおし２回と鋭い情報収集能力を持つサポーター。
オレ：ホシノメ：外見２０代男性：フォックステイル１、サマナー１、オーヴァーランダー１ ミッドガルドはヤシマ出身。日本の狐を母に持つ。自身の召還術を枝渡りに利用し、さまざまな世界を渡り歩いては奈落を叩いて潰すプレインズウォーカー。狐耳を隠すためにベレー帽を手放さない軽めの男子。ブルースフィアではクエスター長屋、マンション「コーポ乾」のめったに顔を出さない大家。
なんでしょうか。スッゲ面白かったです。理由を鑑みると
・ 浅間さんがシナリオを練ってくれた 一週間無い準備時間で、自分の好みと周りの好みを鑑みてシナリオの味と風味をいじってくれました。感謝
・ システムが軽くて使いやすかった やっぱりアルシャはいい
・ 活動拠点システムが的確に動作した シーンセッティングのときに各々のキャラの背景とかを、妙に地に足のついた形で演出できました
・ 無理をしなかった 唯一現実領域に接触しているタスクが、あまりのテンプレジュブナイルロールに耐え切れず「ん、無理です」の一言とともにアヴェンジャーにクラスチェンジ。ぎらつき始めたあたりとか。
・ レールを自分たちで作った ｆｆ以降のアルシャ特有の現象ですが、たまに自分たちでしっかりとシーンをセットし、自分たちの背景をしっかりと踏まえてロールプレイすると、異常に面白くなります。今回もそれが起きました。
・ キャラが濃かった なんだかんだでグルメニアンなので、ド濃厚でゴリゴリしたイキモノと掛け合いするほうが楽しかったりします。今回のメンバーは皆、自己主張の激しいイキモノばかりで取っても面白かったです
このあたりでしょうか。
このメンバーは食ってるものも偏っていて、都合のいい結界とかに過剰反応してしまう性質なのですが。浅間さん十八番の特撮を巧く料理して、「怪奇大作戦」とか「ペルソナ３」とか「牙狼」とか、結界ではなく夜のハザマで戦う感じのＲＰＧになりました。メガテンよりシステムは軽いし、シーン支援他の足回りの性能も良好。このチューンは相当いいと思ってます。
こういう風に遊んでみると「いや好みじゃないから」で拒絶してしまうより、「食ってみるか」で味を変えて丸呑みに出来るのは強いなぁ、と痛感しましたよ。面白いので。そこらへんを丁寧に出来て丁寧やってくれるのは、とてもとてもありがたいことです。ＰＬＧＭ全員含みで。
