イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

レッツゴー香港

EMをわりとがっつり遊んだ後は、ひさびさのガンドッグです。R&R最新刊で強化されたワイルドライフ+で香港ノワールだぜー。
シナリオタイトル:ゴシックノワール・ヒーロレクイエム システム:ガンドック GM:浅間忍さん
田中君:李武羅(リ・ウォルン):36歳男性:スカウト/グラップラー 仁義八徳を重んじる幇会「黒風幇」の隠し武器。護衛に暗殺に、倭刀を振り回して大暴れする禿頭の巨漢。古臭い倫理観の持ち主で、味方も多いが敵も多い。そのせいで幇会を巡る陰謀に巻き込まれることに。ワンピでいうとゾロ。
OKINAさん:"フレンチー"スティーブン:21歳男性:ハイローラー/オペレーター 髪だけ金髪に染め、鼻を不自然に高くした生粋の中国人。なのだがとにかくフランスとフランス人にこだわり、付いたあだ名が"フランス気取り"。普段は胡散臭い偽者ブランド品を売りつけているが、情報機器と情報の扱いに長け、グロック17もちょっとは撃てる。ワンピでいうとウソップ。
赤目鴉くん:ジョン:25歳男性:ガンスリンガー/アサルト 名無しの孤児として生まれ、香港でも一、二の腕の探偵に拾われる。以来付けられた"ジョン"という名前を誇りに探偵助手をしていたが、その父親が悪いやつにぶっ殺され、アヴェンジャーにジョブチェンジ。燃え尽きたかとおもいきや燃えガラであり、燻っているが火がつくと熱い。MP7とUCPという近未来装備を愛用。ワンピでいうとサンジ。
オレ:劉馨中(リウ・ジャオジュン):24歳男性:ガンスリンガー/スカウト 下町で"サッポロ一番"の屋台を引いている兄ちゃん。ガーディアンギャングの家系に育ち、コミックヒーローに憧れて子供時代を過ごす。結果、屋台を引きつつも下町のトラブルを掃除するアウトローに。グロック者製品を愛用し、特に18C二丁拳銃の制圧力は圧倒的。香港の風に擦り切れることの出来ないピュアハート。よく泣く。ワンピでいうとルフィ。
最初に言っておくと、俺達は死ぬほどかっこよかった。
まぁ二人死んだんですけどね。李とジョンが。オレもぎりっぎりでした。ワイルドライフ+で追加された「信念」と「ミッション・ロウ」つー二つのロールプレイ支援システムが驚異的な回転力を見せ付け、香港ノワールのアーキに従いながら一瞬一瞬が異常なクオリティで耀く神セッションでありました。
まぁみんなかっこよく、当日つけたとは思えないほどキャラがシナリオと背景世界にズバピタではまるはまる。ワイルドライフ+のロール支援装置は強制力もイヤミを感じさせない程度に強く、「ヒーローポイントのためにロールしよう」というほどではなく、とてもいい塩梅。緩急の付いたロールというか渾身の入り込みはMAJIで熱く、あとみんな香港ノワールの定番を抑え切っていたのがよかったですね。香港時代のジョン・ウーは最高。
戦闘のほうはやっぱ雑魚の玉で死ぬゲームだよなこれ、と痛感しました。いや、モブが強いゲーム最近やってなかったので新鮮です。俺はハイドインシャドウもダイレクトエントリーも、三秒でグロック18Cの30発ロングマガジン二丁をフルで撃ちつくすアクションも、朋友二人の屍に涙をこらえつつ一瞬で抜いたグロック26サブソニックカスタム二丁を12発叩き込んで、敵を無力化したりとガンアクションバリバリ。今思い返すといいスタントしてますね。
他のみんなも見せ場で見せてました。MP7フルオートはやっぱ強かったし、フレンチーの負けから勝ちに、そして勝ち状況でも負けを忘れない動きはゴッドだった。李の倭刀が神のごとき速度で振り回されてザコが血しぶき上げて倒れたシーンもよかったし、腹からぼたぼた血を流しながら最後の力で手榴弾を投げて4人(ついでに劉も)まとめて吹っ飛ばしたシーンは神ってた。
思い返すだにいいセッションであり、非常に「なぁなぁ」というか「まぁココはコウだよネ」という甘えがないプレイでした。ロールも戦闘描写も非常にキネマであり、はじまり方も真ん中も終わり方も、どこを斬っても煮えて熱かった。いや素晴らしい。ガンドッグワイルドライフ+は神のシステムなので、ガンドッグ2ndではこっちベースでやってください。