ガルパ履修記録
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月1日
・フルスイング! ハロハピソフトボール
ひょんなことから、ソフトボールの練習試合に参加することになったハロハピ。
道化師達のエールは、あかりに再び届くのか!
そんな感じの、ハロハピ箱イベ。音楽以外に全力投球しても”らしい”のは、ハロハピの強みだなぁやっぱ。
ハロハピにとって音楽は(例えばRASやRoseliaと違い)メインテーマではなく、あくまでミッションのための手段である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月1日
同時に道具(tool)ではなく媒介(media)であるのがミソで、音楽以上に効率的にハロハピのミッション…笑顔と幸福の最大化を果たしうる手段は、基本存在しない。
目の前の楽しいを掬い上げ、それを歪める悩みをぶっ飛ばすためなら楽隊にも道化にもスポーツチームにもなれてしまう自在さと、その一つ一つを真摯に受け止め継続する活力。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月1日
その同居は、例えば薫くんが今でも俳句を続けている姿に現れている。”夏の宵、水面たゆたう詩と花”からの継続性。
今回ハロハピは悩める主体というより、あかりにエールを送るちょっと高いポジションに立つ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月1日
第1章を越えて、元気に走り回りバットをぶん回すあかりちゃんの勇姿は、とても眩しく素晴らしかった。
続くこと。ハロハピが与えた勇気と笑顔が、一瞬ではないこと。
それを確認するエピソードでもあった。
今回、物語のエンジンははぐみキャプテンだ。彼女が巻き込む形で、ハロハピはソフトボールという新しい喜びに出会い、構えず全力で練習し、上手くなっていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月1日
その姿が、あかりに『頑張れば上手くなれる、報われる』という確信を思い出させ、ヒットを打たせる。
試合は負けたが、あかりは打てた。
一瞬一瞬を全力で、楽しく駆け抜ける。その先に勝ち負けがあるなら、どちらも寿げる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月1日
この確信は、はぐみちゃんが彼女主役のエピソード(”涙のスマイルアンカー””正々堂々! ふわキャラ選手権”など)から学び、己を支える信念としたものだ。
ここにも、エピソードを積み重ねて生まれる継続性がある。
今の彼女は、勝者として敗者を踏みにじる痛みに怯えてはいない。キャプテンはぐみにとって、勝ち負けは結果として付いてくるものであり、同時に真剣に尊ぶものでもあるわけだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月1日
そういう揺るがない姿勢が、あかりの迷妄を力強く跳ね飛ばして、心の活力を”思い出させる”のは本当に眩しい。
ハロハピはあかりを変えない。ただ、エールを送って思い出させようとする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月1日
自分が頑張ってきたこと、出来ると信じてきたことを。
結局の所、自分を変えて前にすすめるエンジンは自分だけだ。だが、孤独と無力感はそれを停止させてしまう。
誰か別の存在が隣りにいることで、心のエンジンに火が灯る。
そういう意味で、他者というものもまたより善い生(ハロハピがミッションとするもの)を掴むための媒介なのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月1日
それ自体が目標にはなりえないが、それ抜きでは目標を達成し得ないような、生きていくための杖。
ソフトボールも音楽も、あるいは俳句や手芸や演劇も。
色んな事にミーハーに飛びついて、ガッツリ人生の補強にしていくハロハピイズムは、楽しい事ならオールオッケーな快楽主義と同時に、笑顔のためなら形振り構わない実践主義と繋がっていると思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月1日
新規描き下ろしのユニフォームには、そういう健全でタフな多彩さが輝いていたと感じた。
既存バンドは大きな波風を越えて、人間関係も人格的成長もある程度以上の安定を手に入れたように思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月1日
なかなか話を転がしにくい状況であるが、その変化自体をスケッチしたり、未だ悩む途中の若い存在を出したり、工夫を重ね物語が停滞しないよう頑張っている。
箱イベは、特にそれ出やすい気がするね
同時に変わらないものもあって、ボールさんと対話しようとするこころとはぐみの頑是ない可愛さには、思わず頬がほころんでしまった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月1日
高校生としては稚すぎる純粋さ(あるいはバカさ)は抱えたまま、強くなったり広くなったり。
”変化”あるいは”成長”といっても、その有り様は様々だ。
かのちゃん先輩がキャッチャーとしてドッシリ構え、はぐみの本気を引き出すやり取りとか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月1日
薫くんが奥沢くんに、道化王子の仮面をちょっと外してシリアスなエールを送ったりとか。
今のハロハピがどういう強さと優しさを手に入れたか、しっとり伝えてくれるエピソードでした。皆カッコいいなぁ…。