トロピカル〜ジュ! プリキュアを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年9月26日
絶対無敵唯我独尊なローラは、唐突に生徒会選挙に打って出る。
栄達を求めて乱打される空約束を尻目に、本命候補の現副会長は、確かな実績を武器に地歩を固める。
街に脅威が迫る中、最終演説会でローラが果たす決断とは！？
そんな感じのどぶ板地獄絵巻、パンクスに政治は務まらねぇなッ！ という、トロプリ第30話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年9月26日
前回大きな転換点を越えて、また力の抜けた南国青春絵巻が戻ってきた感じ。
『やっぱこの味は嬉しいなー』と、千変万化するローラの表情見ながら思った。
最近しおらしい態度が多かったので忘れていたが、そういやこのアマ性格極悪の超パワー志向生命体だったわけで、権力の椅子を狙う（そしてビジョンと実績の不足からそれに失敗する）今回、ローラの根っこを思い出すエピソードとなった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年9月26日
本命・一条ちゃんの実直な政策提示に比べ、あの思いつき感な…。
あおぞら中学はノリと付き合いは良いが結構正気で、トロピカる部を『時々面白いことするが、学園生活を主導してくれる存在ではない』と正しく見ている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年9月26日
それは地道に、時に堅苦しく学内自治に向き合ってきた、生徒会の仕事なのだ。
ここの線引が、ワチャワチャながら明確だったのは良かった。
ローラとトピ部が衝動主義的ケイオスの申し子ならば、風紀委員の角田ちゃんは全てを縛る法の万人で。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年9月26日
彼女ちょくちょく出番があって、その度トピ部との距離がいい感じに変化しているの、一年アニメ見てるな～って感じがして好き。
これは副会長ちゃんも同じ。学園は時間の揺り籠なんだなぁ…。
ローラはここまで学内自治に欠片も興味なかったくせに、権力の椅子が見えた瞬間、鼻息荒く前のめりになる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年9月26日
自分を取り巻く生活と選挙が繋がっていないので、がなり立てる政策も人気取りのための空論となり、有権者はそれを見透かす。
結構風刺効いた回だったな、今回…。
そういう空転を生真面目に正すのではなく、やりたいことのコアを残したまま是正できるのが、夏海まなつという人の強さでもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年9月26日
まなつの示唆を受けて、ローラは自分の身近な人が何を変えて欲しいか、体温と息吹のある提言をノートにまとめていく。
それは結局、演説会を通じて”公”に発表されることはなかったが、会長になって変えたいものがないのに形式重点で立候補した、角田ちゃんの瞳を輝かせはする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年9月26日
あそこで手渡された、いかにもローラっぽくトピ部っぽい政治の夢が、彼女とトピ部、学校、彼女自身の距離を変化させるか。
エピソード単独で収まらず、今後の波紋が結構気になる回でもあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年9月26日
『演説会に出ない』つうローラの決断は、”公”をないがしろにしたと言うよりかは、『今一番やりたいことをやる』という夏海イズムを貫いた結果だしなぁ…。
そしてそれは、時に評価されずペナルティを食らう。
しかしローラは凹まないし、後悔もしない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年9月26日
負けん気の強い自己肯定感の塊として、『次は勝つ！』と本気で吠えて、明日に駆け出していく。
無根拠な自信で真っ直ぐ背筋を伸ばす彼女はしかし、輝いて見えた。
色々粗はあるけども、”器”という一点において女王適正高いんだよなぁ、やっぱ。
今回は海からやってきた世間知れずが、持ち前の浅ましさとバイタリティで横紙を破り、選挙に挑む異文化交流回でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年9月26日
ローラは場に馴染んでない空気とか全く読まず、やりたいと思ったことに全開で突き進む。
そのノーブレーキな生き様が、僕が彼女を好きな沢山の理由、その一つなんだなー、と思った
今回生徒会選挙ということで、白鳥生徒会長が表に出てきて、あすか先輩との因縁がまた一つ掘られていたが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年9月26日
ここを足場に、次回修学旅行で感情炸裂…となるか、否か。
学校ぽいイベントが続くと、トロプリだなぁ、という感じが強くなるね。
あとテニス真実が暴露された時の、さんごちゃんのあざとさが大変なことになってた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年9月26日
ぶっちゃけ見せ場に超恵まれてるってわけじゃないが、『刺せる時に深く刺す』って方針がブレず、カメラが切り取る度あざといのは最高だと思う。
まなロラさんがセットで写ってる場面、”マブ”感強くて好き。
そんなわけで、ローラがローラらしく選挙戦を爆走し、後悔皆無に走り切るエピソードでした。元気に進む君が好き。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年9月26日
『次は勝つわ！』と吠えたその”一年後”が、人魚の彼女にあるのか、ないのか。
散々ドタバタした後に、フッとそんな事を思う秋のエピソードでしたね。
次回も楽しみ！
しかし真面目に選挙に参加してる立場からすると、ローラは急に吹き上がった空言をぶん回した、意味深に演説会を途中でバックレた”狂”なわけで、トピ部がどう見られているかよく判る回でもあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年9月26日
やっぱ学園一のパンクス集団だよな、どう考えても…。
それが一定の立場持ててるあおぞら中学、俺は好き
