トロピカル〜ジュ! プリキュアを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月1日
楽しいハロウィンに向け、やる気満々なまなつ。
ヤラネーダの襲撃に焦り、ローラを待たずに撃破した結果、状況はおかしな方向へ転がっていく。
自分を責め、失敗を恐れて動けないまなつに、トロピカる部の仲間が手向けた言葉とは!?
そんな感じの季節イベントエピソード、まなつのやらかしトロプリ第35話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月1日
ここまで物語を牽引してきたまなつの衝動主義を、焦りによる独走という形でつまずかせて、取り返しのつく失敗を経験させるエピソード…と言えるか。
太陽系ヒロインの見落とす影に、クローズアップしたお話である。
ただ全体的に負けさせるべくして負けさせたというか、ザックリ力技で話を運んでいく感じが強い回ではあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月1日
自分の印象だと、もうちょい周囲確認してから突っ走る描写が多い子だったので、今回の描写は『書かれてみればたしかにそうか…も…?』くらいの感覚。
冒頭のパイナップル畑で気合十分、だけど足元が疎かでグラグラしてる描写とかから『あー、やらかすんだろうな…』って予感はあったし、作中でもそれをしっかり拾っていたわけだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月1日
あくまで個人的好みとして、あの描写もダイレクトに被せるより、視聴者に思い出させる感じで使ったほうが良かったかな
まなつのキャラに陰影をつける意味でも、凹む役を公平に担当させる意味でも、どっかでやっておくべき話ではある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月1日
ここまでの夏海まなつ、かなり”間違えない”主人公ではあったからな…。
それをフォローするのが、ブレーキがないまなつの特質に助けられてきた仲間なのは良い。
あと祝祭の浮かれた感じがエピソード全体に漂っていて、色んな仮装にはしゃぎ倒す様子が可愛かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月1日
こういうハレの日にこそ、トピ部が周囲に求められ、頼りにされてる描写もあって、彼女らが陽気でのんきな世界に積み上げてきた社会性が好きな僕としては、そこも良かった。
トロプリ全体に漂う陽性の雰囲気を反射してか、まなつの凹み方が徹底的に影に沈む感じではなく、どこか戯けた味わいが残ってしまっていたのも、ちょっと難しいところかも知れない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月1日
でも一切余裕なくガン凹みしてるまなつが見たいかっていうと、また違うんだよなぁ…難しい。
とまれ、そんな失敗をシリアスにナイーブに受け止めて、自分にブレーキを掛けてしまうまなつ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月1日
これは周囲をよく見てる描写があったからこそ『だろうな』という感じではあった。
そこから復帰するキッカケが、ローラの檄…そこに含まれてる、今は失敗に傷ついた自分らしさなのも。
みんなまなつの”らしさ”に救われてきたわけで、トピ部は全員、夏海まなつに相当期待し、評価してると思うわけよ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月1日
そんな彼女が間違えた時、いつもの良さを取り戻させようと色々手を尽くすのは、納得の描写であった。
まなつの過ちをそんな風に正し、戻してくれる関係性を、ここまで作ってこれたわけで
それにしたって、ザックリ置き忘れたタネから自然発生するヤラネーダと大惨事、危機管理の”き”の字もなくてビビる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月1日
適当なところは徹底的にザックリなのがトロプリだと思うが、怪物を生み出し人を脅かす超絶パワーも、考えてみりゃかなりファジーだな…そこが好きなんだが。
そんな感じの、まなつ達の秋の終わりでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月1日
次回はローラの里帰りエピですが、割とフツーに盛況で滅びの匂いが全然しないの、トロプリらしいなぁ、と思ったり。
そろっそろ最終局面なんで、そこに導火線を繋ぐエピソードになるか、相変わらずのんきか。
そこ見るのも含めて、来週が楽しみです。