リーマンズクラブを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
新商品”ネギソーダ”開発と、全日本選手権。
二足のわらじを履くバドリーマンに、ワッと押し寄せた正念場を、新米サラリーマン白鳥はなんとか乗りこなしていく。
そんな時訪れた、過去との対峙。
対手となったかつての相棒に、揺れる心と勝負の行方は!?
そんな感じの元カレ襲来、リーマンズクラブ第4話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
実業団モチーフらしく、仕事と競技が同時並行で進んでマジ負荷凄そう…という回。
通常業務をほぼやらない、”恵まれた”チームと対比する描写とかあると、結構面白そうな立ち位置よね、サンビババド部。
京都時代、白鳥くんがどういう”仕事”してたか分からんけども、深谷ではバドのことだけ考えていれば良いわけじゃない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
アイデアを形にするべく、色んな部署、色んな人と交わりながら走り回って、見えてくる景色がある。
そこが競技の突破口になると、実業団だけの描写も増えるかな…という感じ。
そういうアウフヘーベンはまだ先の話らしく(何しろまだ4話だし)、今回は仕事と競技は交わらずに並走する形。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
深谷のネギ農家にどっしり腰落として、地元と製品のことを考える描写は、土の匂いがして結構好き。
バドのこと、ちったぁ喋れるようになった白鳥くんを、見守る健さんもね。
少年とラリー出来る程度には回復したメンタルは、直接トラウマの源と対面するとグラグラ揺れて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
トマリ戦は前回合宿で指摘されていた問題点が、全員表に出る戦いとなった。
竹田さんは極度のあがり症、佐伯さんは競技と自分を見限りる熱のなさ…と。
今後全日本のヤグラを上がっていくにつれ、ユニシックスやミツホシとの戦いも待っているだろうから、今回は問題提示だけして解決は個別エピを待つ形…かな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
白鳥くんに関しては、立花くんとダイレクトにやり合う中で突破口を見つけてくんないと、チームが負けるがな…。
健さんの包容力に手を引かれて、ちったぁメンタル良くなったかと思うとやっぱり飛べなくて、一進一退のまどろっこしさはある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
同時にそんだけ重たい問題なんだと思うし、監督も言ってたように正念場、さて主人公はどう踏ん切りつけるか…って局面である。
ギリギリと追い込み、ダブルスの絆、自身の強さを引き出すような展開が見れると、主役と作品がグッと立つ大事なエピソードになると思うので、次回は楽しみだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
BPMが早い描写でも、白鳥くんのキャラと傷は、結構上手く描写できてたからね。
同時にバドミントンという競技全体を所与のものとして、あまりディープな踏み込み無しで状況が転がってきた事が、全日本選手権始まってみると軽く引っ掛かりもする…かな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
いかにも解説役として置かれた営業部に、口で『バドってこういう競技です!』と説明してくれ、つう話ではなくて。
その競技が人間の何を試し、何が尊い価値なのかを、作品独自の言葉で語る場面が、やっぱスポーツモノには一個欲しいんだよね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
バドミントンだからこそ、こういう景色が見えました。
バドミントンだからこそ、こういう関係が生まれました。
そういう独自性を、ドラマとキャラに絡めて描く。
第1話ではそこに上手く触れれていた感じがあったが、『VSトマリ運輸・前編』たるタメの今回は、まだそれが伝わってこない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
立花くんとの対峙の中で、それを彫り込んでいく構造だとは思うが…さてどうなるか。
”実業団”である意味と合わせて、やっぱこの作品ならではの独自の主張は、ガンガン欲しい。
そんな欲求に堪えるべく、デカ目のトラウマとキッツい状況を作った…て話でもあるのだろうが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
健さんのキャラが良いので、どんだけ迷っても助けてもらえる信頼感は既にあるので、いい塩梅に感情を爆発させ、患部をぶっ飛ばして、新しい場所へと進んで欲しいものだ。
という感じの、分かりやすいタメ回でした。タイトルも『対立』だしね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
白鳥くんが新天地でちょっとずつ、人生を善くしている描写はここまでの三話、結構いい塩梅に積めてきたと思う。
ので、それを完全にリセットしてしまうのではなく、ちゃんと意味あるものと紡ぎ直すような決着を期待したい。
進んだ(と、見てる僕は受け取った)はずの描写が、ゼロ地点に完全に戻ってしまうと『今までの話、なんだったの?』とは思うので。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
昔の男の幻に飲み込まれ続けるのは、大怪我克服してバドの最前線に戻ってきた立花くんに対しても、マジ失礼だと思うしな…そらー、『会わなきゃよかった』とも言うわ。
白鳥くんが自分を閉じ込め、立花くんが見れなくなっちゃった檻から既に出たからこそ、立花くんは”今”ラケット握ってるんだろうしね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
彼がたどり着けた地平に並んで、チームは違えどバド続けてる元相棒の顔をちゃんと見て、自分の後ろを守ってくれる”今”の仲間を見据えて。
そういう所に、ナイーブな二十歳をどう押し上げていくか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
作品の地力が問われる、次回はなかなかの正念場となりそうです。
今回タメた抑圧をどう起爆剤に変えて、男と男のドラマを爆発させるか。
とても楽しみですね。
つうか立花くんとの思い出ボムで描かれたけど、白鳥くん中学からバド始めて全国取れる、天才中の天才なんだな…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
どっしり土台を整えて競技に挑んだ…ってタイプじゃないからこそ、自分が引き金になった惨事を上手く受け止めきれなくて、ヨロヨロ京都まで流れ着いちゃった感じか。
進路決める時も、立花くんが一緒にいてくれることを無邪気に当然視してたし、クールなようで他者に結構依存する…自分に気づいてないタイプか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
相当にめんどくせぇ青年ではあるが、このフラフラ感は嫌いじゃない。
問題とその克服こそが、ドラマの燃料だしね。
年輪重ねて”自分”を持ってる健さんが、”自分”を支えてくれてたギブスを失ってふらつく相棒に、今度はどんな助けを差し出すのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
そして年上が支えて年下がもたれかかるこの基本構図が、どのタイミングで反転し、健さんの弱さと傷が見えるか。
そこら辺も気になる、因縁渦巻く5回戦であるな。
この正念場を超えることで、思いの外弱かった自分を白鳥くんにはちゃんと認めてほしいし、そうすることで掴まえた強さで、色々面倒見てくれてる健さんに恩返しもして欲しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年2月21日
人格的変化のダイナミズムを、行き交うシャトルに重ねて描けたら、僕好みに面白い作品になってくれそう。期待だ。