昨日はNOVAクルードのRLをやってまいりました。
シナリオタイトル:潰えし楽想のためのスケルツォ システム:トーキョーNOVA-X RL:コバヤシ
鉄鎖さん:”落ちた新星”東峰 慧:24→34歳男性:カリスマ◎フェイト●ニューロ → コモン◎フェイト●ニューロ 伝説に最も近づいたチーム”四重奏”の一員であり、尊大で有能なチームの頭脳として、戦術立案を担当していた。全てが終わった今は、千早系列の会社で港湾整備に日々を溶かすコモンに落ちぶれている。
紅河さん:”斗南”皆実 遼:28→38歳男性:カブトワリ◎カブキ●レッガー → クロマク◎レッガー●カブキ 愛銃を夢の残骸に置いてきた男。荒事に率先して突っ込み、”四重奏”を導くリーダーにしてスリルジャンキー……だった面影は、舞台裏から状況を制圧するフィクサーとして名を馳せた今となっては、もはやない。
アキラさん:”ミストラル”アンジェリア・ノール:19→29歳女性:カタナ◎カブト●ハイランダー → ハイランダー◎カブト●カタナ チームの守護神として、サイバーアップした肉体を使いこなす荒事屋。実は軌道の名家の出身で、チーム壊滅後は宇宙に上がって暮らしていたが……。
こんな感じのメンバーが、誰かが勝手に終わらせた物語をもう一度始めるべく運命の舞台に集い、抱えた秘密を発火させて未来を掴んでいくお話をやりました。
今回でこのシナリオやるの三回目ですが、毎回こちらの想像を超えたキャストがそれぞれの面白さで新たな物語を作ってくれて、TRPGって凄いなーと感心しております。
今回は準備期間が結構長く取れたのと、プレイヤーさん達がツワモノ揃いだったのもあって、キーハンドアウトに絡めたネタをグツグツ煮込んで、特に濃厚なロールを楽しめました。
元々ロール重点でやるためにクルードにしてあるシナリオではあるんですが、キーハンドアウトと他人のキャラシーをよく見て、成功のイメージを共有しながら実卓に座ることが出来たのは、特濃なセッションを味わう良い材料になったと思います。
キーハンドアウトを用いた隠蔽/公開構造の力学で状況を回していくシナリオなので、疑心暗鬼や思考のどん詰まりに陥りやすい脆弱性もあるのですが、そこら辺はやりたい事を率直に、スマートに共有し合える雰囲気がうまく創られて回避。
難しさこそが面白さにつながる構造を選んでしまった場合は、それがストレスではなくカタルシスになるよう、面白さを削りすぎないよう適切な補助線を用意し、マインドセットを共有して話を進めていくのが大事かと思います。
そこら辺のサポートを意識しつつ、唐突に煮えたコトぬかすNPCもたくさん出せて、自分的には結構良いマスタリングが出来たと思いました。
これが『良いマスタリング』と思えるのは勿論、熱意とアイデアを持って卓に参加していただいたPLあってのことなので、みんなで楽しく良いセッションが出来たなー、という、ありふれて最高の感想になる。
ありがたい限りだったなー。
というわけで、大変良いセッションとなりました。
同卓していただいた方、ありがとうございました。