イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

カーニヴァル化する社会

鈴木謙介、講談社現代選書。現代日本の問題を、「カーニヴァル化」と「データベース化」という二項を主題にして考えた社会学の本。たしかに、問題意識の高さは特筆すべきであるし、自己の足場への確認を劣らない論述の姿勢と、かさの有る資料への当たりこみは…

超星艦隊セイザーX

いまさら見ました。おっもしれ!! 判りやすかったのでいいですね。それにしてもあの体の大きな人は、座っているだけで顔がほころんでしまいます。なんてイイんだろう。最後の「Safe(笑顔)」も素敵。だかれてぇ。

マンガの道

rokin'on。安野モモコ、山本直樹、江口寿史、古屋兎丸、小池田マヤ、山田芳樹、吉田戦車、矢沢あい、しりあがり寿、内田春菊、ハロルド作石へのインタビュー集。まぁロッキンオンっぽい面子の選びかだなぁ、などと思いつつも、とにかくインタビューという素…

アイシールド21 16

村田雄介&稲垣理一郎、集英社。つうわけでジャンプの看板、アイシ。「あいも変わらず」という芸のない表現で書き散らすが、面白い。友人ソエジマさんが「バトル漫画文法でスポーツ漫画をやってるのに、スポーツ漫画としてしっかり出来てる」といっていた評価が…

神秘主義とアメリカ文学

志村正雄、研究社出版。「見神」体験としての神秘主義を、アメリカ文学の歴史と重ね合わせながら解析する本。最初はブラヴァツスキー夫人やシュタイナーを絡めてくるのかな、と思ったが、アメリカ文学におけるある種禅宗の悟りにも似た「個人的な体験」としての…

どんどん橋、落ちた

綾辻行人、講談社。もしくは「アヤツジユキトのパズルボックス」作者本人が登場し、「読者への挑戦状」型の純正パズラーを徹頭徹尾投げ続ける凄まじくストイックな作品。ところが読者である僕が「本を読むときに指を止めない」性質なので、「読者への挑戦状」を…

11/02

「さむいさむい」 脳内妹よ。 「あんですよ」 すさんでるなぁ。 しかしいい知らせだ。 居間にホットカーペットが引かれた。 「すげえ」 そしてオレの部屋に石油ストーブが。 「すげぇ」 ていうかもう点けてるじゃないか。 「あたたかい」 ああなるともう動か…

<お茶>は何故女のものになったか

加藤恵津子、紀伊国屋書店。戦後の「お茶」と女性の係わり合いをを文化社会学的、歴史学的視点から述べた本。前半の理論部分はお茶の精髄を簡潔かつ適切に述べており、判りやすい。加えて、戦前・戦後の女性達の置かれた状況とお茶のかかわりを述べる中盤部…

戦争と政治とリーダーシップ

エリオット・A・コーエン、アスペクト。リンカーン、クレマンソー、チャーチル、ベングリオンの四人の戦争指導者を具体的に分析した戦争研究書。序章で筆者自身が述べているように、英雄崇拝の色は濃いし、プロパガンダ的色彩はぬぐえない。がしかし、大量の…

唯識の心理学

岡野守也、青土社。唯識論と深層心理学を絡めた本。典型的な西洋と東洋の習合論であり、しかもどちらにも徹底していないので食い合わせが悪い。引用してくる例が強引で、少々結論が先走りすぎの感がある。まぁ感想としては「アチャー掴んだ」

購入予定

11/04 アイシールド21 16 11/07 ネコソギラジカル(下) 11/10 終わりのクロニクル6上・下 11/18 ぱにぽに 8 11/19 鉄のラインバレル 1&2 11/19 シグルイ 5 11/中旬ヒルコSSS 11/21 鋼の錬金術師 12 11/22 おおきく振りかぶって 5 11/24 東京赤…