イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

セイザーX

というわけで。今日も今日とてセイザーXでござんます。今回はコメディ色の強いお話でありましたのう。自分的にグッドだったのは宇宙武器商人ですな。あの家族集合写真だけで結構おなかいっぱい。やっぱ家族ネタに弱いなぁ。

ぱにぽに 8

氷川へきる、スクウェアエニックス。というわけでだっらだらしたトンチキ学園コメディの最新刊です。あいも変わらずトンチキで、とっても面白い。ここまで背骨がなくてグデグデなのに面白いのは凄いなぁ。 しかし今回は南条総受けだし、ベホメディはいちゃい…

占領と戦後政治

藤本一美他、つなん出版。「戦後日本政治ハンドブック」シリーズのその一。「そういえば戦後史やってねぇ」と図書館の新刊の棚で見かけたときに思い返し、貸りた。よく資料に当たっていると思うし、判りやすい文体でハンドブックとしての用は十全に満たして…

11/17

おいそこの妖怪こたつ娘。 「ひとのことをひどい名前で呼ぶひとだよ」 どうでもいいから。 今日は鍋だから、こたつの上のみかんかすを片付けなさい。 「おおお」 寒いからなぁ。 「なべはおいしい」 そうだな。 「淡雪ですか」 淡雪はもちを揚げる手間がかか…

精神分析理論と臨床

北山修、誠信書房。精神分析臨床医療の教科書。とても丁寧かつ判りやすい教科書であり、なによりも個人的な体験としての臨床を重視し、実践医療の現場における注意点に大量のページを割いている姿勢が好ましい。自分も精神科にはお世話になっているので、患…

ネギま!

ちょっと場面展開が急過ぎ&展開が駆け足過ぎの感アリ。まぁそれも決勝のクウネル戦を描くためのスペース確保が目的なのかしらん。超先生の狙いって一体なのかしらん。色々楽しみだわ。結局、あたしネギま! 好きなのね。

オイディプス症候群

笠井潔、光文社。というわけで笠井にも手を出すべぇ、と思いとりあえず一番分厚い本をとったらこれもシリーズものの途中。ははははは。まぁやや装飾過剰気味の重い文体と、ペンダティックな内容は巧く噛み合っていると思う。 しかしまぁ、ミステリと思想と歴…

メディアの近代史

パトリス・フリッシャー、水声社。1830年代から現在までの情報技術史論考。非常に堅牢な、資料の読み込みと分析で出来上がっている丁寧な本。新規な視点はないが、メディアの通史的な資料としては良い出来である。文体と題材が硬く、少々飲み込みにくい…

古典部シリーズ

米澤穂信、角川書店。「氷菓」「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」の三作を、ウカイさんに無理を言って貸していただき、一気に読んだ。なんとも涼しげな小説である。登場人物の造形が気持ちが良い。良質のミステリでありながら、人は死なず、上質の…

早すぎる夜の訪れ

ケイ・ジャミソン、新潮社。副題は「自殺の研究」。こめかみが痛くなる本である。奥歯を噛み締め続けるから。この本は自殺の本であり、臨床医師、精神医学者、そして、元自殺者である筆者の言葉である。歴史、神経生理学、社会学、臨床神経学、医学。さまざま…

ブロッサムだったよん

というわけでマイホーム、ブロッサムで遊んできました。ムトゥさんのアリアンで、リインフォース付属二本目を五人で遊んだよ。僕はフェイズプロセッションだからたくさん喋ったりしたよ! PC1だしね! 全 滅 し た け ど な。 ううー。 とまぁステ泣きしつつ…

エウレカセブン

カッキーン!!(「フリクリ」のバニーハルコの扮装で) 前半でボーイミーツガール編を完了させたレントン君、今度はタルホ姉さんを綺麗に打ち返しました。前髪そろえたタルホは素敵だ。可憐だ。ビュリホーだ。ホランド先生も少年ハートを投げ捨て、変な映画…

BLOOD+

沖縄編最終決戦、という感じでしょうか。小夜を留めていた日常、その象徴であり守護者でもあったジョージの翼手化と、小夜の決断。ラストの血に塗れ虚脱した小夜がかわいそうでした。この後も苛烈な運命をキッチリ描いてくれると良いし、その期待もできる出…

龍臥亭事件

島田荘司、光文社。さてはて、島田荘司も読みはじめようと図書館にいったはいいももの、なにを手に取ったらいいかわからない。とりあえず確実にミステリであろうこの本を手にとって見たら、なんともはぁ。御手洗シリーズのラストというか外伝らしいのである…

セイザーX

ゴルドはぜんぜん出てきません。しかし、すっごいいい話でした。世界観の説明とかも良かったけど、主役と相方の動きが凄い好きで。シャーク隊長がもりもりと1960年に慣れていく姿が個人的には大好きです。米をもっさもさほおばる姿とか。あ、でもシャー…

終わりのクロニクル 6

川上稔、電撃文庫。というわけで上下間合わせて一千頁。ラストに向けて大加速の終わりのクロニクルです。とにかく下巻の会議シーンが圧巻で、今まで積み上げてきたものをもっさり気持ちよく再利用してくれました。正直な話、都市シリーズの時の百倍面白い。…

わが母なる暗黒

ジェイムズ・エルロイ、文藝春秋。エルロイの自伝。乾いている。エルロイのほかの作品と同じように、エルロイの中の暗黒をたどるこの自伝もまた、乾いている。母の殺害、セックス、ドラッグ、バイオレンス。いくらでも湿り気を帯びた噛みやすい暗黒に出来る…

11/10

「もおおお」 まったく。 おいそこのストーブ前に座り込む生きものめ。 「さむいさむい」 昼暖かかったから薄着で出かけたと思ってたら。 夜は冷えるって言うのに。 「さむい」 聞いてないしな。 とりあえずこの甘いお茶を飲みなさい。 「あちぃ」 舌を火傷…

ホラー小説講義

荒俣宏、角川書店。洋の東と西の二部構成で、ホラー小説の成り立ちと発展を描いた本。とにかく荒俣先生の博覧強記が光る本である。膨大な量の図版を惜しげもなくちりばめ、おどろおどろしい雰囲気の中にも鋭い視点での歴史紹介・分析が繰り広げられる。 前半…

動物園 世界の終わる場所

マイケル・ヴェンチュラ、学研。中年の危機を迎えた外科医が妻と離婚する、といういかにもなスタートを切るお話。正直、最初はまぁこんなものかと思っていた。しかし、老医師の息子が、狂気の影を踏むところから俄然面白くなっていく。神と狂気にかかわる思…

ネコソギラジカル(下)

西尾維新、講談社NOVELS。さてはて、終わりである。西尾維新が大嫌いだった。特にクビキリサイクルとクビシメロマンチスト、僕と君の壊れた世界は、本格的に憎憎しかった。 世界への憎悪にみちていて、それをさらりと小説(もしくは商品)にパッケージン…

燈台へ

ヴァージニア・ウルフ、みすず書房。何度目の再読になるだろうか。何度読んでもその豊穣に飲み込まれる。移り変わる視点、美しい言葉の列、胸につきささる感情のうねり。ああ、小説である。やはり僕にとって、ウルフこそが小説なのだ。 ウルフは僕にとってど…

GF 10th-1

ネコソギを取り逃した本屋めぐりのたびで手に入れました。今回はとにかく、アルシャードffの遠藤先生の記事が白眉。電車の中でコクコク頷きながら読んでいました。世界観周りや個別のシステム論もたしかにいいのですが、こういうTRPGというゲーム全て…

物のかたちをした知識

デービス・ベアード、青土社。科学哲学で軽んじられている、理論だけではない、実験機器に代表される「物知識」についての論考。ライトサイエンスだろー、と手にとって見たらこれが超骨太な科学哲学論であり、しかも非常にユーニークかつ重要な考えが述べてあ…

そして流れるようにメガテンXへ

システム:メガテンX シナリオ名:外道剣縁起 マスター:シェンツさん OKINAさん:雨宮時雨:16歳男性:候補者/剣士 とある鬼に家族ごと実家の寺を燃やされた少年。戦場刀を使った剛剣はまさに一撃必殺。復讐を考えているようだが、周囲のことにも目が配…

そして昨日は

セッションでしたよ。カッツェ面子と、FEARゲー以外の飯を食う〜。あよいしょ。 システム:ガンドック シナリオタイトル:King of Diamond GM:浅間さん 赤目君:エイリッシュ・エルマン:33歳男性:オペレーター:グラップラー:フランス出身 元スト…

今日は

病院の日。減薬無しのDOですが、状況は改善しているとのこと。うむ。やるだけやる。 その後は「ネコソギ」下巻を求めて渋谷→品川→横浜→ヒラツカと十件ばかり地獄の本屋行脚。もちろん手に入りません。素直に、平静な気持ちで待ちたいと思います。

エウレカセブン

グッド!! 重いエピソードに坑道編の悪夢が一瞬頭をよぎりましたが、レイ&チャールズから色々受け継いだレントンがキッチリ跳ね返しました。タルホの檄も、話の迷走を避けるうえで必須だったと思うし、それへのリターンの早さがそれを助けていた。ゲッコー…

NHKスペシャル

立花隆がサイボーグ技術の最先端を追いかける番組。実際の映像として見えるサイバーアイ、サイバーアーム、パワーアシストアーマー。そして脳への電気刺激によるパーキンソン病・重度のうつ病の治療。その衝撃はすさまじいものとして僕の目に映った。未来は…

BLOOD+

うむ。地味ながら面白いなぁ。今回は日常確認編と言うか、最後の日常編と言うか。とにかく兄が色々地べたを這いずるロールプレイしてて愉快でした。次はみっしりと戦闘をすることになるわけでしょうか。うむう。