イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

小説

ガルパ二次創作小説『夢見る頃を過ぎても』

(渋谷、スクランブル交差点前。街を貫く大きさで立ち昇る女優”瀬田薫”の広告を前に) 「おっす、待った~?」 「待ったよ。マジありえんのだが…って、薫くんじゃん。デカくなったなぁ…」 「そういやアンタ、高校同級だっけ?」 「あー…懐かしいなぁ、無茶苦…

刀剣乱舞小説『本丸のある風景』

刀剣乱舞の夢を見た。夢の中で、私は少女であり審神者だった。麗しい青年たちに胸をときめかせつつ、歴史の整合性など守っていたが、戦いを重ねるうちにふと恐ろしくなった。私は彼らを複数のヒトガタと認識しているが、彼らは世界をどう認識しているのか。…

アイドルマスターシンデレラガールズ小説 『Encore』

「(スポットライトが灯り、舞台袖から、アコースティックギターを持った多田が出てくる)あー、どーもどーも。アンコールありがとうございます、あざーす(鼻をすする音)(ざわつく観客席。「泣いてる?」「李衣菜ちゃん泣いてる?」という声がする) あー…