イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

太陽の黙示録 9

かわぐちかいじ、小学館。かわぐち先生の日本分断政争漫画もそろそろ十の大台が聞こえてきました。今回はもうすっごい悪そうなイキモノがポップアップしてきましたよ。これだけ分かりやすく悪くて強そうだと今後の楽しみもドキワクテカてなもんです。新展開…

エマ 6

森薫、エンターブレイン。ヴィクトリア朝メイド絵巻の六巻ですよ。エマが大変なことに! はらはらしながら読み終えてしまいました。ヒロインがピンチで読者をはらはらさせるのは作品が面白い証拠だなぁとか思った。此処からどうまわすのかも楽しみだし、今回…

スターリニズムとは何だったのか

リ・バンチョン、現代思潮社。1917-1939にかけてのスターリンの政治的振る舞いについて述べた本。とにかく歯ごたえのある本で、正直心が折れかけた。が流石に内容は濃厚であり分析は鋭い。とかく色眼鏡で見られがちなスターリニズムを一つの政治潮流=イズム…

むらさきさんから

萌えバトンが来たよ。答えるよ。1 属性を正直に告白せよ 無気力、無表情、だらっとした仕草、知識人、きびきびとした動作、小さい、妖怪、妖精、異形がそのまま愛される空間、バカ、弱さ、強さ、夫婦仲良し、エロい、もうやってる、冷たくスルー、赤らめ顔…

エウレカセブン

うーん。クラいなぁ。もう少しスカッとしたいなぁ。そこんとこどうなのよ。あくまでタメだと信じたい心。うむう。

デス種

イヤー面白かった。面白かった理由も簡単ですね。AA組が出てこなかったからですね。素晴らしい。イザークもディアッカも死ぬどころか獅子奮迅の大活躍。ミネルヴァ組もがりがりと戦って、ザムザザーにゲルズゲーと懐かしいMAも大出撃。あー。次回もこうだ…

黒鷺死体宅配便 5

大塚英二&山崎峰水、角川書店。エーちゃんの切れ味鋭い死体がらみの短編。この作品は此処のキャラの立て方がきっちりしている上に、短編としての起承転結が分かりやすくかつ面白い。一言で言うと切れ味がよい。死体というタブーを笑い飛ばせる底力を強く感…

よつばと! 4

あずまきよひこ、メディアワークス。というわけでだらだらした漫画も四巻目です。あいも変わらずだらだらと日常に三歩裏側を気持ちよく歩かせてくれるいい漫画です。今回はジャンボ株が上がりました。バカだけど。ていうかよつばとの大人はみんなで優しくて…

みっともない人体

バーナード・ロドルフスキー、鹿島出版会。人体改造を含んだファッションと人体の関係について述べた本。とにかく衒学的かつ広範な知識に基づいた本で、しかも何のこだわりもなく軽やかに筆がさまざまな領域に動く。といって読みにくいのかといえばそうでは…

ハチミツとクローバー

早寝の僕にはたまにしか見れないアニメですけども楽しみなのですよ。やっぱり演出のメリハリがきいてていい。ギャグのときはおしておして、恋の時は引いて引いて。原作のテンポを動きと声のある総合美術としてしっかり固めてある。いいアニメだ。

一回休み

台風が怖くて朝から寝っぱなし。寝るのよくないんだけどなぁ。どうにもダメでした。ううむ。

豚の文化史

クロディーヌ・ファーブル=ヴェサス、柏書房。西ヨーロッパ(キリスト教圏)での豚とユダヤ人の関連性について述べた本。資料にはよく当たっているし、ここのエピソードは非常に興味深い。ただ、なぜか知らないが非常に散漫な印象を受けた。筆者の意見が入…

太平洋戦争とはなんだったのか

クリストファー・ソーン、草思社。英米史専門の筆者がアジアの立場から太平洋戦争を記述した本。ちなみにタイトルへの返答は「それは分からない」であり、確かに「分からないので自分で考えよう」と結論付けるしかない大量かつ多角的な一次資料の提示と分析…

今日は

また家のお茶の手伝い。炭切りです。ダンボールに入った炭を六センチサイズに切って切って切る。炎天下。マスクと長靴付き。ゴッと汗が吹き出ていけそうでした。どこかへ。しかし残暑だなぁ。風がない。

中世の身ぶり

ジャン=クロード・シュミット、みすず書房。ギリシャ後期からヨーロッパ中世にかけての、社会における「身ぶり」の位置を探った書物。いい海外学術書に典型的な傾向であるが、とにかく原典を引っ張ってきては細密に分析・解説している。その厳密かつ細やか…

フルハウス 生命の全容

スティーブン・ジェイ・グルード、早川書房。進化論にはびこる「生命は「進歩直線」にしたがって進化しており、人間は霊長である」という考えを数学的分析を交えて反論した本。筆者のユーモアのある語り口に、かなり煩雑な数理分析にもめげずに読み通すこと…

エウレカセブン

坑道休憩編も終了、ということで、地味なエピソードでした。しかし骨がしっかりしているあたりは流石というべきですね。面白かった。なによりレントンとエウレカがぐるりと関係を変えている感じが今後の発展を予測させて楽しみです。やっぱキャラが完成して…

デス種

イザーク&ディアッカがキター!!! しかも新型の専用機に乗って。もうこれだけでおなかいっぱいです。キチガイと優柔不断ばっかり見ていたので、まともな軍人を見るとほっとします。一服の清涼剤です。しかし死ななくてよかった…。後半のピンクの妄言はMAJ…

抗争する人間

今村仁司、講談社選書メチエ。暴力性と倫理に関する社会哲学の本。といっても文化人類学と政治学他、さまざまな領域に縦横無尽に駆け抜けるそのフットワークの軽さは特筆するべき。ただ論点が揺れるので、理解が遅れる(思索の背骨がしっかりしているので不…

ハチミツとクローバー 8

羽海野チカ、集英社。ハチクロっ!(レントン風に) ていうわけでハチクロでう。今回は真山&山田祭りで、彼ら周りの因縁が一気に収束展開しました。僕は理花さんダイスッキなので、真山よくやった! よくやった!! といいたい心でいっぱいです。山田マンも…

Pumpkin Scissors 4

岩永亮太郎、講談社。ちゅーわけで戦後復興活劇浪漫の四巻です。昨日ネギま! と一緒に買っておけばよかったんですが忘れてました。ぼんやりー。本編のほうは続き物で、ちょっとヒキというが物語りの緩急の谷の部分。伍長がはじめてヘタレる負けモーションを…

魔法先生 ネギま! 11

赤松健、講談社。好きですよええ。というわけでネギま! も10の大台を越えました! イヤッヒー。それはそうとして表紙の女装ネギを「新キャラ?」と間違えてしまったのは秘密中の秘密だ。中身のほうはちうのコスプレ大会とがっつりバトル大会の二本立て。…

チカレタ

今日は延々灰を扱っていました。うちはお茶をやっているので、この季節に灰を新しくするわけですがその手伝いです。乳鉢に灰を入れて細かくする作業。ポリバケツ一杯分ぐらい灰をかき混ぜていました。肩と腰がいてぇ。疲れた。ウェーイ。

E=MC2

デイヴィド・ダボニス、早川書房。世にも珍しい「方程式の伝記」。世界的に有名なあの方程式が、どのように生まれどういう内容で、世界のどんな場所で適応されているかを懇切丁寧、かつとっつきやすく説明している。ライトサイエンスのお手本のような本で、…

古建築修復に生きる

原田多加司、吉川弘文館。檜葺屋根職人の随想録。とにかく古建築の専門用語が大量に出てきて、しかも図版も説明もなしの怒涛の展開に押し流されてしまった。世の中には自分のぜんぜん知らないことがたくさんあることを思い知らされた。内容は面白そうなだけ…

病院

残暑の渋谷をじっとりと歩いて病院へ。ついに減薬ですよ! ヤッター。塩梅も地道によくなっているよーです。ううむ。じりじりと生きよう。ぞろっと散策して家に帰ってみたらオレの部屋が勝手に模様替えされ、しかも以前よりはるかに快適な件。ママンサンキュ…

N◎VAとアルシャード

久々にいつもの面子とセッションINノア。N◎VAはシェンツさんに無理を言ってオリジナルシナリオをやってもらいました。浅間さん:“鍔鳴り”日嘉兵庫:24歳男性:フェイト◎、カタナ、チャクラ● 渋キメなウェットフェイト。二つ名に反して武器はレーザーソード…

ヴぁんぷ!! 3

成田良悟、電撃文庫。つうワケで前回の続き。単純なバトルモノじゃない、いい方向に複雑な構成が面白かった。成田はええな、やっぱ。ごっちゃ李とした構成なんだが、何でだかすっきり読める。キャラも立ってるし。展開も終盤意外性があってグドグド。面白か…

デス種

おす! やけぼっくいに火が付いたー!! 兄貴とおっぱいが再び燃え上がり、虎はいい面の皮ですね。ほんとAAに乗ってる奴にろくな連中はいねぇな。アスラン血まみれど根性。そのまま死んだら面白かったな!! 斬新な展開!! でも死にません。エエ。そしてつ…

百年戦争

フィリップ・コンタミーヌ、白水社文庫クセジュ。題名どおり、百年戦争に関する歴史書。事実を地面を這うように描いた記述は緻密で誠実だが、その文息が詰まる。少々筆者の意見・見識を挟んでテンポを作って欲しいところ。だがやはりこの時期の「中世の季節…