イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

2005-01-01から1年間の記事一覧

はいちゃ

つうわけで歯医者だよ。いや、グラインダー一切無しというのも新鮮ですな。歯医者といえばあの「キュイーン」なわけで、ニードルでほじほじして薬を入れて蓋をする今の治療はとにかく静か。今日は短かったからあまり疲れませんでした。ていうか前回二回、一…

東と西の宇宙観 西洋編

荒川紘、紀伊国屋書店。西洋の宇宙観を通時的に追いかけた本。荒川先生は「龍の系譜」で知っていらいはずれがない安定した筆者なのですが、この本は素晴らしい。古代メソポタミアからユダヤ、ギリシア、ヘレニズム、初期キリスト教、イスラム=ギリシア、近…

12/07

「さむいですよ」 もこもこ娘め。 ストーブの真ん前に陣取って何やってんだ。 「さむいさむい」 ええい。 肩をもめ。 ちいと疲れている。 「いいでしょう」 手袋が分厚すぎてきかないよ。 「うおお」 ああ、そうそう。 そうやって力を入れてぶつといいですよ…

エル・アレフ

ホルヘ・ルイス・ボルヘス。さて、ボルヘスという作家をいかにして語るべきだろうか。驚異的な博識、西欧正等の極みとも言える端整な構成と文体、盲目の魔法使い。そのとおり。この短編集には、ボルヘスの魅力がみずみずしく詰まっている。 イスラム、古代ギ…

歯医者

医者、医者、医者ですよ。今日は歯医者でっす。前回の歯の被せものを外し、かさぶたをニードルで剥がしつつ残った神経を穿り返し、薬入れて蓋。二個目の歯のエナメル質をゴッリゴリもう歯といえないレベルまで削って、ニードルで神経をほじって薬入れて蓋。 …

近代ドイツの歴史

若尾祐司、ミネルヴァ書房。18世紀から現代までのドイツ近代史の教科書。正確で冷静な分析と、短勁でよく纏まった文章が相まって非常に読みやすかった。特に、東ドイツに大きなスペースを割いているところが高評価である。教科書としてわかりやすく、しか…

会津戦争全史

星亮一、講談社選書メチエ。大政奉還から降伏までを追いかけた会津戦争の歴史書。身を焼かれるような本である。会津の民が蒙った屈辱、会津決戦の悲惨、薩摩兵士の蛮行。当時の人々の証言を多く取り上げ、自身も史書を的確に分析して抉り出してくるのは、民…

病院

今日も今日とてシブヤです。今月は良いことも厭なことも辛いことも困ったこともいろいろあって、やったことも沢山ありました。年末進行なので次回は二週間後。うむむ。やっぱり電車疲れるからなぁ。

エウレカセブン

むううぅうう!! 月光号、解・散!! 「少年ハート」「永劫の十五歳」とまで言われたやんちゃキカン坊ことホランド、ついにかっこ悪くて情けなくてそれでも夢を捨てきれない自分を、認めたぁあ!! いや、長かったです。「レントンより子供じゃん」「またグ…

Blood+

ちうわけでアホ兄弟ベトナム紀行。姉貴はヴェトナムリリアンでナオンといちゃるなか、超放置された兄弟はベトナム戦争の傷跡をいまだ引きずるオンナノコとコンタクト。キャンディマンまで出てきて、やったことは裏目裏目、シメは拉致、とあまりにも完璧なド…

歯科治療開始

というわけで歯医者にも通うようになりましたよ。歯医者ってなんかキャトルミューテーションって感じで好き。今日は軽い虫歯を削った後、神経まで露出してる重度のやつのエナメル質をゴリゴリ削り落とし、麻酔を打って虫歯菌に侵食された神経をニードルでバ…

ナツノクモ 5

篠房六郎、IKKI COMIX。さて、決闘も終わって一段落、と思ったらすっさまじいスピードで話が廻り始めました。篠房が抱いてる、世界の中の悪意、匿名のワイアードという場所に潜む黒い泥が、あふれ出してドロドロとまとわりつくようなイヤーな展開。敵も味方…

12/01

ふう、良い気分だ。 「お酒をのんだな」 いいだろうが。 「酔っ払うのはきらいなのですよ」 いやまぁ、三合も飲んだが。弱いから、かなりの酒量なんだがなぁ。 「わかってるなら自制しなさい」 ううむ。 しかし、「越州」、醸造アルコール手なのにこの飲みや…

12月の購入予定

12/8 無敵看板娘 15 12/10 終わりのクロニクル 7 12/10 がるぐる!(上) 12/17 ガンスリンガーガール 7 12/22 げんしけん 7 12/22 ラブロマ 5 12/24 死がふたりを分かつまで 1 11/24 マリア様がみてる 未来の白地図 …

まじかるストロベリィ 2

まつもと剛志、白泉社。と、いうわけで、マンガ界で一番カオスなヤングアニマル本誌(カラテ拳闘技から女装少年まで!)の一服の清涼剤です。や、ただすっきりと毒がないだけではなく、自分から足を運びたくなる柔らかな魅力に溢れているわけですが。 今回は…

年上ノ彼女 3

甘詰留太、白泉社。というわけで甘詰。やっぱりこの人のどこが好きかって言われれば、まず何より絵、なんだなぁ。やっぱりこの人の書く女の人の表情は、正直エロい。一般に行ってあまりスロットル振り切れてないみたいな感じも正直有るけど、インクとトーン…

Fate/hollow ataraxia

つーわけで達成率100%到達、と。 ネタバレ感想をするので、読みたい人は

Fate/hollow ataraxia

もぞもぞとプレイ中。現在20週目。そろそろエンディングが見えてきたかなって感じ。それにしたって、ランサーの兄貴はあいもかわらずカッコイイ。そして三人娘の地味で貧乏は細やかにフラグ立てるなぁ。素敵だ。あと「八番目の男」の株は相変わらず上昇。…

Fate/hollow ataraxia

心優しきONIKAマンが貸してくれたのでもりもりやっております。現在十三周目。わっはは、オモロ! 個人的にはヒロインズより脇のキャラの動きが面白い。カズナリのホモーリなマニューバとか、三人娘の個性溢れるエピソードとか、葛キャス夫妻のラブリーな生…

スタまにシリーズ 少女革命ウテナ

ウテナの歌モノ音源がほぼ大体詰まって1500円というとってもリーズナブルなCD。これでエヴァも出てくれていれば完璧だったんですが、そこまでは望むまい。ともかく、僕はウテナが大好きなので、この値段でこの内容は大大満足です。素晴らしい。ウテナ…

つうわけで昨日は

カッツェでN◎VAだったよん。今までのN◎VAシーンを形作ったといっても過言ではないSSS、ラストです。シナリオタイトル:月は無慈悲な夜の女王/世界の中心で愛を叫んだけもの RL:オレ システム:N◎VA−D赤目君:イスカ:外見10代男性:ヒルコ=ヒルコ…

足洗邸の住人 5

みなぎ徳一、GUMCOMICS。和風超人伝奇マンガ、一年ぶりの新刊です。ダイダラ死闘編も新キャラの復活に足洗住人の奮闘と、新たな局面って言う感じ。オルツィ復活は正直に嬉しい感じ。あいもかわらずキャラに魅力があって、かつ設定が重たくも正確なので、ぐい…

ナイン・ストーリーズ

J・D・サリンジャー、新潮文庫。SAC1stの「笑い男」の元ネタが収録されている、サリンジャーの短編集。とにかく怜悧で繊細、的確。サリンジャー特有のシニカルでありながら、もしくはシニカルであるが故に正確に人生を切り取ってくる言葉の数々が、短編と…

エウレカセブン

ジジイー!! はぁー、よかった……MAJIドキドキですよ。プリティリーグ並み。VSアネモネ二回戦、デューイインパクト二回目、TYPE−0セカンドバージョンと二回目がテーマになった今回ですが、完全にハード&ソリッドの方向に舵を取った感じです。ずっとドキド…

Blood+

なにこのヴェトナム・リリアン(挨拶) というわけでワールドツアー第一弾、ヴェトナム編開始です。いや、グレー×ホワイトのバオザイ制服、可愛いですね。あと同室のメガネ娘に即座にCQBを迫るあたり、小夜はホントに零距離戦闘が好きだなと思いました。ハジ…

セイザーX

今回は人目はばからず大笑いしました。やっぱり敵の三将軍はバカだなぁ。ていうか赤い人のバカツンぶりが色々たまらないです。「背後からきるのは〜」を「心配なんてしてないんだからね!」に変換しても通用しそうなあたり、スペック高いですね。ゴルトまで…

青の歴史

ミシェル・パストゥロー、筑摩書房。「青」という色に関する歴史書。いや、とにかくまず博識の本である。西欧において「青」がたどった歴史を纏め上げるために使用される知識は歴史学、美学、美術史、宗教学、経済学など多岐にわたり、しかもそのどれもが非…

ヘアカット

つうわけで髪きりました。二ヶ月という短いスパンなんですが、オレは髪が伸びるの早いっぽくて、すっぱりと。だって眉にかかるんだもん。まぁいつものライオン246店で綺麗にしてもらいました。うん。よろしい。でも「足洗邸」は売ってない。やはり文化の…

いつのまにやら

はてな日記の来訪者数が五万を超えておりました。味のない書評ばかりが載る偏ったページですが、来訪していただいた方全てに感謝しています。どうもありがとう。 この後もだらだらと、味なく続けていきます。それとはなしに見守っていただければ望外の幸せで…

東京赤ずきん 3

玉置勉強、幻冬社コミックス。エロでグロでヴァイオレンスでスカムでトラッシュな、玉置勉強暗黒絵巻の新刊ですよ。いや、あいも変わらずのキれっぷりで。今回はもりもり設定でましたのう。敵対組織も新たな局面ですし、どう纏めるかも楽しみ。今回の小ネタ…