イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

2005-01-01から1年間の記事一覧

秘密結社

秦野啓、新紀元社。Truth In Fantasyシリーズの一作で、タイトルどおり古今東西の秘密結社について述べたもの。秘密結社、というと色々妄念のつきまとうあやしの存在であるが、よく読みこまれた資料と、最小分量ながらも豊富な対象−この場合は秘密結社−にあ…

絶賛

風邪続行中。動けないほどではないが軽い頭痛。この段階で早く直すとしよう。

昨日の外出で

少々風邪をもらったよう。今日は寝ていよう。と思いつつも今日も歯医者。ニードルがニードルをニードルしてくれました。ほじってほじってほじってほじる三十分、苦痛がドーパミンか何かを出すのか、ちょっと体調もよくなったり。あら。

IRA 第四刷増補

鈴木良平、彩流社。1900年代からのアイルランド武力闘争についての歴史書。第四刷のこの本は、97年の和平合意で終わっている。クロムウェルのアイルランド征服から始まる受難の歴史は、1900年代の民族自決の流れを受けて活性化し、武力闘争へと移…

テロの社会学

佐伯啓思×大沢真幸、新書館。9.11以降の社会を考察した対談集。対談集、という時点で僕の顔は暗くなった。図書館の棚にあったのでとりあえず手に取ったわけですが。対談というと、たとえば対談相手の本も読んでいなくて、相手の話を聞かなくて、凝り固ま…

ああ、病院へ

つうワケで今年最後のシブヤ。まー、なんだ。今年はそれなりに回復した、と思う。特に10〜12月期の戻しぶりはなかなか。これも先生のおかげだと真面目に思う。来年もじっくり取り組んで、全うになろう。 んで帰りにアキバに行きました。やっぱ居心地悪い…

ドキュメント 戦争広告代理店

高木徹、講談社。サブタイトルは「情報操作とボスニア紛争」である。NHKスペシャルで放送されたものを纏めた本で、ボスニア政府が民間のPR企業、ルーダー・フィン社の助力を借りて、いかに国際世論を作り出したか、そして「悪者」「人否人」に仕立て上げられたセル…

エウレカセブン

ああ、毎回身体をこわばらせてみるアニメですよ。今回は首都大突入でした。いや、今回もイベントてんこ盛り。とりあえず現状残ってる負けロールをがっちりやり、レントンが全てを回収、主役の面目躍如、って感じでした。やっぱ半分でボーイ・ミーツ・ガール…

Blood+

さってはて、ヴェトナムリリアン最終回はダンスパーティー。「オイ、いつの少女マンガだ」というのもはばかれるほどのベタな少女マンガ展開に思わず膝が砕けました。特にパツキン高飛車。ステロすぎ。 まぁジュリアさんはメガネを外すとおっぱいに食べられる…

中世の死

ノルベルト・オーラー、法政大学出版局。タイトルどおり、ヨーロッパ中世における死、埋葬、処刑、戦争などについて述べた本。「メメント・モリ」や「ダンス・マカブル」など、「豊穣なる中世」は死の季節、として理解されることも多い。その理由は何か。簡単…

おまけ:担当官の元所属 そこを止めた理由 現在の行動理由と義体との関係

ジョゼ 軍警察 公社からのスカウト 妹を奪ったパダーニャへの復讐。バリバリに割り切れてない。エッタに妹の影を被せまくり。 ジャン 軍警察? 公社からのスカウト 婚約者を奪ったパダーニャへの復讐。ただし、ある程度割り切っている。故にリコは道具として…

GUNSLINGERGIRL 6

相田裕、メディアワークス。はい、つうワケで女の子がいっぱい出てきて話に救いがないほうのガガガの最新刊です。勇気だ何だで何とかなるほうが、勇者王のガガガ。ジョゼとジャンの兄弟はDP共有してるんですかね。リコの話でジャンのDPが上がってきたと…

外交官の仕事

河東哲夫、草思社。ウズベキスタン大使などを歴任した元外務省エリートが、外交と外交官について述べた本。とにかく、判りやすい本である。頭の切れる人の文章の特長である、無駄なことは書かず、論旨が明確で、必ず結論と対案がある、という理想的な論述が…

歯医者

はいはい、医者祭りの師走です。今日は上の歯の神経系が一応の安定を見たので、グラインダーで整形して型取り。奥歯から三つの歯にかけて金属の覆いを被せる感じになりそうです。でもその前に下の歯のニードリングですよ。えうあ。

ダーク・レザレクション

つうわけで鉄拳5。SVDで遊んでます。今日はたくさん負けました。コンボとか技の性能とか、色々理解しだしてはいますが。攻め込まれると全般的にきつい。スティーブ、シャオ、ニーナあたりの早くて密度のある連中はやっぱ厳しいなぁ。でもそれはSVDのせいで…

12/15

おい、餅の調子はどうだ。 「人をつかうことしか知らないやつだよ」 焼けたら一緒に食うっつってんだろ。 オレ、不精だから餅上手く焼けないんだよ。 「それはわたしが器用ということですね」 そうそう。 「ふっふっふ」 焼けたら醤油とかきなことかで食うぞ…

図解 スパイ戦争

毛利元貞、並木書房。タイトルどおり、スパイ活動について書いた本。さすがに毛利先生で、第二次世界大戦から冷戦、現代までの大まかな歴史、実際のスパイの訓練、活動、使用する道具までこと細やかに書いている。図版が少々バタ臭いのはご愛嬌。出来れば写…

傭兵の生活

高部正樹、文芸社。現役傭兵が戦場について書いたエッセイ。自慢話はない。悲惨な状況への訴えもない。あるのは淡々と語られる筆者の過去と、現在と、未来だ。文体は素朴ながらも丁寧で、とても読みやすい。なにより、現実に銃弾の下を潜り抜けている人間の…

鉄拳5の新しい奴

ダーク・レクイエムだかダーク・コンスピラシーだか。ともかくそんな感じで、鉄拳の新しいが出たのでやりました。もちろん狙いはドラグノーヴァ。いやさドラグノフ。ちゃんと名前がセルゲイなのでイニシャルがSVDになるのがいいですね。ミドルネームはVです…

失われた発見

ディック・テレシ、大月書店。「西洋智」の結晶とされている科学知識について、否西洋の多文化技術科学史の視点から論じた本。サブタイトルは「バビロンからマヤ文明に至る近代科学の源泉」である。 分厚く、重たく、そして強烈な刺激に満ちた一冊だ。筆者は…

佐渡大橋シリーズ

がるぐる! がやっぱり面白かったので再読。んー、成田のシリーズではやっぱり、これが一番好きかなぁ。二番目は池袋シリーズ。まぁ成田といえば速筆なわけですけど、超能力と魔法がない分、犯罪と金だけで出来上がってるシリーズで。そういう場所でかっこよ…

零度の社会

荻野昌弘、世界思想社。サブタイトルは詐欺と贈与の社会学。贈与関係から社会学を語る本は数あるが、これはそ正反対にある不誠実で一方的な贈与、つまり詐欺を、実例分析を交えながらも西洋智への深い理解と、東洋民俗学への見識を応用して解析した社会学論…

がるぐる(上)

成田良悟、電撃文庫。というわけで佐渡大橋シリーズ、ラストのはじまり。バッカーノはカーニバル的な狂騒と過剰、デュララララ! はチープなストリート感覚が特色だとしたら、佐渡大橋シリーズはとにかく「無駄がないこと」を追求したシリーズだといえる。つ…

今年最後のセッションだろう

多分。つうワケでブロッサムだよ。GM超☆久しぶり。しかもオリジナルシナリオ。メッサリと緊張しながら、N◎VAをやりましたよ。 アクトタイトル:屍器奇譚 システム:N◎VA-D RL:オレ サカタ:"虎ノ目"ユウキ;26歳男性:レッガー◎カタナ●チャクラ 元々…

エウレカセブン

さてはて、あいもかわらず煮詰ってますよ。エウレカの過去話、ボダラク最高僧は魔法使い、そして「負け犬」「お守」ことドギー兄さん、先週から用意しておいた加速を利用しての大ジャンプ、と。次回の激戦に向けてやること全部やった! て感じですね。 タル…

Blood+

さてアホ兄弟とシナリオコネの話はどうなったかなー、とおもったらまたヴェトナムリリアンですよ。またくもー。ホントにアホ兄弟はワリ食わされてるなぁ。博物館で記憶惑乱して、またループすると思ったら沖縄での経験で克服。良かった良かった。ハジも最初…

セイザーX

今回は本当に凄い話だった。たっくんの父親登場、じいちゃんとの和解、たっくんの戦士としての成長と覚悟、レミィの故郷の消失と新たなる決意。凄い重たい素材を的確かつ丁寧に仕上げていて、すっきりとしていながら内容の濃いすごく良い話でした。うん、や…

ウルトラマンマックス

子供置いてけぼり! な回が良く出るマックスですが、今回は置いてきぼりって言うか次元砲で吹き飛ばすほどの勢い。冴え渡る実相寺アングル、絶妙なノスタルジアの演出、入り乱れる夢と現実、メトロン星人と刑事の好演、後味最悪で何のフォローもない話の展開…

終わりのクロニクル 7

川上稔、電撃文庫。というわけで、大・団・円!! 最終巻も六感で加速した勢いを殺すことなくバトルバトルバトル熱い台詞バトルバトルエロバトルバトル根性バトル、とすっさまじい勢いに加え、クライマックスの後クライマックスがその次にクライマックスが来…

無敵看板娘 15

佐渡川準、秋田書房。つうワケでムテカンです。いつもこのマンガを紹介するときに「ギャグマンガが10巻以上続いていつも面白いのは凄いこと」と書いてきたわけですが、この間になって、いつもよりもっと面白くなってます。凄いことですよ。とくに偽ブツレ…