イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

好きな子がめがねを忘れた

好きな子がめがねを忘れた:第13話『好きな子と約束をした』感想

そして、夏への扉が開く。 過剰な自意識と燃え盛る恋情と密着した距離感と無自覚なエロスが入り混じり、ギトついた画作りと爽やかな幼さに溶けて混ざって形をなす、極めて奇っ怪なスタンダード青春ラブコメディも遂に最終話。 二人の夏はさらに熱く続いてい…

好きな子がめがねを忘れた:第12話『好きな子と調理実習したかった』感想

写真に閉じ込められた幼い日から、僕は何処まで進めているのだろうか。 幼気な嫉妬が調理実習に踊る、好きめがアニメ第12話である。 三重さんが自分たちの関係にピントを合わせた第9話以来、アニメとしてのクライマックスに向けて、丁寧な加速を続けているこ…

夏影長く伸びる -2023年7月期アニメ 総評&ベストエピソード-

・はじめに この記事は、2023年7~10月期に僕が見たアニメ、見終えたアニメを総論し、ベストエピソードを選出していく記事です。 各話で感想を書いていくと、どうしてもトータルどうだったかを書き記す場所がないし、あえて『最高の一話』を選ぶことで、作品…

好きな子がめがねを忘れた:第11話『好きな子と文化祭の日に』感想

文化祭でも通常運転、高鳴る鼓動と近づくかんばせ! 少しヘンテコな僕たちの、ドキドキ青春絵日記、好きめがアニメ第11話である。 恋を自覚した三重さんがグイグイ前に出る流れが少し収まって、小村くんの過剰な内言が画面に漏れ出してくる今までのスタイル…

好きな子がめがねを忘れた:第10話『好きな子にお願いされた 』感想

鎖を解かれた獣は、もはや止まらない! 恋心を自覚した三重さんがマジでグイグイ来る、青春の相転移を秋空に照らすすきめがアニメ第10話である。 前回課外授業を起爆剤として、三重さんが見つけてしまった思い。 これを背中に受け、持ち前のイノセンスを加速…

好きな子がめがねを忘れた:第9話『好きな子と校外学習に行った』感想

私と貴方の心の真ん中に、合い出す恋の焦点。 校外学習を経て二人の距離感が、決定的な変化を迎える好きめが第9話である。 考えてみれば残り数話、イグニッションを踏み込むにはいいタイミングであるけども、緩やかな日常オムニバスを続け幸せに終わって行っ…

好きな子がめがねを忘れた:第8話『好きな子と告白を見てしまった』感想

梅雨から夏へ、移り変わる季節の中で君を想う。 至近距離すれ違い系ラブコメ、加熱と加速が止まらない第8話である。 ……と、やや煽った出だしにしてみたけどもなんか特別なことが起きるわけではなく、今日も二人はひねもすのたりのたり、ゆったりと楽しく暮ら…

好きな子がめがねを忘れた:第7話『好きな子のめがねを持って帰った』感想

高鳴る心音燃える体温……恋の予感が雛たちの翼を伸ばす! 幼子たちの無邪気なヰタセクスアリスを描く、好きめがアニメ第7話である。 短めのエピソードを数珠繋ぎにして、ちょっとずつ変化している二人の関係を削り出していく話数になった。 自分を恋する/恋…

好きな子がめがねを忘れた:第6話『好きな子と新学期を迎えた』感想

学年が変わっても変わらぬ近すぎ距離感で、加速していく鼓動と体温! トンチキ青春ラブコメ、疾走の第6話である。 物語も折り返しに近づき、いつも通りの二人……と思っていたら、Aパートはモノローグの主客を入れ替え、三重さんから見えている世界を描くお話…

好きな子がめがねを忘れた:第5話『好きな子とバレンタインデーに会った』感想

学生ラブコメの一大イベント、ヴァレンタインデー&ホワイトデーに挑む、好きめがアニメ第5話である。 ラブコメの”コメ”に力を入れたエピソードで、澄ました顔で奇人変人な小村くんと、ド天然野生児三重さんの噛み合ってるようで噛み合ってない、しかし根っ…

好きな子がめがねを忘れた:第4話『好きな子のめがねを選んだ』感想

高円寺から吉祥寺、異様なビカビカ感で光り輝く中央線沿線に燃える幼い恋心……アニメ好きめが第4話である。 凄まじい輝度と透明感で描かれる情景が、結構オーソドックスな両片想い物語と全然噛み合っておらず、しかし段々と高まってきたキャラ……特に小村くん…

好きな子がめがねを忘れた:第1話から第3話までの感想

どんなネタでもギラギラグルグル、俺たちのGoHandsが帰ってきた! やり過ぎ感満載の第1話でぶん殴られた後、しばらく様子を見ていた相手固定1on1系ラブコメアニメであるが、第3話まで見て結構好きなお話であったので、視聴と感想を続けていくこととなった。 …