2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧
今野緒雪、集英社。つうワケでマリみて最新刊を読みました。感想とかを書きます。バリバリバレなので
マイケル・シャラー、草思社。アメリカサイドから、1945〜1970年の日米関係を、主に防衛・貿易の視点から分析した本。英語版は1997年、日本語版は2004年発行。サブタイトルは「占領期から冷戦終結後」までとあるが、70年以降は一章を割いて…
和歌森太郎、講談社学術文庫。1975年に発行された、史学と民俗学の混交した視点から神道・仏教メインの宗教論集。2007年に文庫化。 全体的に論の運び方が丁寧で、史学の資料分析と民俗学の実地調査、両方の利点を活かした論集だといえる。全体のテー…
相田祐、メディアワークス。女の子が鉄砲を撃って人を殺したりする罰当たりな漫画の八巻目。なんですが、今回めっちゃ人死にません。諜報畑の生え抜きであるアレッサンドロと、その相方ペトラメインで延々話がまわされた結果でしょうか。いや素晴らしい。ペ…
森薫、エンターブレイン。日本一の十九世紀イギリス漫画家、待望の新刊です。今「メイドの話をしたら腕を折る」という法律が施行されても、森先生はメイドの話を書き続けるでしょう。そういう熱がギリギリと燃え上がり炎となってページから湧き上がっておりま…
あさりよしとお、講談社。あさり先生の空から悪魔娘がやってきて同居する話の七巻目。といいつつもあさり先生らしいどーしようもなさというかろくでもなさは健在で、今回は数が標的に。結構状況はひたひた進行しているんですが、ノスタルジックでシニカルな…
えすのサカエ、角川書店。えすの先生のキラーゲーム三巻目。うむ、サクサク進んでおりよろしいことです。ルールドバトルなので微妙に感想がネタバレ気味な気配であり、そこらへんに注意しつつ書きますよ。まぁひどくろくでもない展開だった教団編もひどくろ…
リチャード・フォーティ、草思社。古生物学、特に三葉虫の世界的権威である筆者が、徹底して古生物学に基盤を置いて書き上げた、生命発生から人類史開始までの本。450ページオーバーの、なかなかボリュームのある本である。 とにかく横幅の広い本である。…
荒川弘、スクエアエニックス。は、ろくでもない戦争とか人死にとかと四つに組む真面目な少年漫画の十六巻目であります。イシュヴァール動乱の階層がキッチリ一巻で終了し、北部編にシフトしました。ここら辺の流れのスムーズさはさすがの漫画力。安心して読…
柴田ヨクサル、集英社。勢いだけで突き進む、真剣師と色んな物がろくでもない化学反応を常時起こしている漫画の第二巻。棋譜を並べる類の将棋漫画ではないので、とにかく勢いと圧力と漫画力で突き進むヨクサル先生とは、非常に相性のいい流れだと思います。…
南条範夫&山口貴之、秋田書店。「アキタの核実験場」でも最大のヤク種、掛川残酷絵巻の八巻目です。今回は延々清玄と藤木が真剣で切ったり切られたり、正確に言うと切られたら死ぬ世界観なので切られる寸前で切ろうとしてそれを相手が外しにかかって、とい…
太田垣康男、小学館。現実のほうに一気に追いつかれた、宇宙開発ど根性漫画の14巻目。とりあえずタネガシマ編が一段落し、どんなエピが来るかな、と思っていたらスッゲー懐かしい感じのレスキューでした。ここんところ、ずっと宇宙軍関係のネタばっかりだ…
ジョン・W・ドーソンJr、新曜社。オーストラリアからアメリカに移住した数学・論理学者、クルト・ゲーデルの個人史に関する専門書。「伝記」というには資料の掘り下げに関する厳密さが圧倒的に過ぎるので、あとがきに書かれているこの言葉を僕も使うことにす…
不機嫌な顔をした冬の揺り戻しに悩まされる日々も彼岸を過ぎ、ひどく生温かかった灰色の季節の再来を恨めしく思いながらもこの寒気がむしろ冬なのだ、と思い込みながら渋谷へ。病院です。特に進展はなし。しかし彼岸も過ぎると、年明けから続いていた奇妙な…
つうわけでロスレク最終二話をガッツリ遊んできまんた。 シナリオ:ロストレクイエム四話&五話 システム:アルシャードガイア GM:田中君 浅間さん:シオン米原:16歳男性:ルーンナイト1スカウト1レジェンド5→6 約束の剣を使う若きクエスター。さま…
というわけで椎名誠のSFを読んでいる。90年が椎名誠にとって記念碑的な年である事はすでに述べたが、その中でも最大の事件が今回読んだ「アド・バード(集英社文庫)」の日本SF大賞受賞だろう。連作短編だった「武装島田倉庫」とは異なり、マサルと菊丸兄…
というわけで、椎名誠を読んでいる。今日読んだのは「武装島田倉庫」である。新潮社から90年に発行された連作短編集であり、この90年には「アドバード」が日本SF大賞を取り、長編「水域」も発行されている。SF作家、椎名誠の一つの頂だといっていい…
最近活字の交合力が下がっているように感じたので、ちょっと意欲を持って読書をすることにした。意欲を持って読書をする、ということはある程度以上の統一性を自分で設定・発見して読書を行うことになる。今回選んだ統一性は、最もわかりやすいもの、つまり…
時雨沢恵一、メディアワークス。リリトレ、最終巻ですよー。うむう。上巻はいかにも上巻らしく、ネタの振りまきと配置で情勢を整えたところで終了いたしました。面白いとか感想を言う以前に、話が始まっていないのでそこらへんは保留しつつ。 正直リリトレは…
椎名高志、小学館。つうわけで絶チルの八巻目。ちょっと内容に関わる感想を書いているので、閉じます。
冲方丁、角川書店&富士見書房。ウブチンが久しぶりにライトノベルレーベルで描き始めたシリーズ。同一世界観での二軸同時展開つうわりと無茶な企画。だけんども別にプロジェクトとしての価値とかには興味がないので小説としての感想をまとめて書きますよ。 …
つうわけでなんか間が空いたけど日曜日に遊んだセッションの話をするよ。アルシャードガイアキャンペン「ロストレクイエム」でごんす。 シナリオ:ロストレクイエム二話&三話 システム:アルシャードガイア GM:田中君 浅間さん:シオン米原:16歳男性:…
かわぐちかいじ、小学館。かわぐち二国史、長かった董堂関連のエピソードに決着、という巻です。まー勝呂が呂布なので、彼の退場はこういう形でしかないわけですが。勝呂さんはとても真っ直ぐなキャラクターで好感が持てたので、解ってはいてもキツいですな…
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