イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

2006-01-01から1年間の記事一覧

もっけ 6

熊倉隆敏、講談社。妖怪ノスタルジー漫画、久々の新刊。前回妙に収束気配だったので終わるかなー、と思っていましたが、各々環境を変えて続いてました。お姉ちゃんが高校を離れて、おじいちゃんがいない環境でどう"見えるの"に対処していくかは不安心満々で…

鋼の錬金術師 15

荒川弘、スクエアエニックス。つーわけでハガレン。早説明の必要もない国民的漫画ですが、ココでちょっと時間が戻ってイシュヴァール殲滅戦の話でございます。いやー、暗いね。開幕でリザの親父さんは死ぬし、過去話に移ってからは死体が写ってないページを…

さよなら妖精

米澤穂信、創元推理文庫。田中君が貸してくれた、米沢穂信の本。面白かったので語ります、核心に触れる記述アリアリで。

ビョーインー

つうわけで渋谷へ。寒気と頭痛がひどいので、背中を丸め首をすくめてまるで電線の上のスズメのような気配で。羽毛を膨らませているやつです。ボーっとした頭で帰宅したら、増薬されたクスリ袋が。ギギー。

そして

二本目はブレカナ、GoBキャンペーン最終話ですよ。 シナリオタイトル:黄金杯の消失 システム:BoA3rd GM:シェンツさん 年代:1069 田中君:”しぶき姫”ラントルート:25歳女性:アクア=フルキフェルアダマス ザルムの王族出身の騎士。神の…

日曜はセッションでしたよ

寒い。骨の根っこが折れるかと思うほど寒いので、ダウンを引っ張り出して着ました。そしてぱらぱらと小雨が。ギャース。 シナリオタイトル:悔弾 システム:メガテン200X マスター:浅間忍さん シェンツさん:フィアルカ:17歳男性:妖精騎士→デビルア…

IBMとホロコースト

エドウィン・ブラック、柏書房。ナチによって行われた大量虐殺に、IBMの提供したパンチカード情報処理技術(ソリューションというべきだろうか?)が重要な関与を成していたことに関する本。日本語サブタイトルは「ナチスと手を結んだ大企業」英語サブタイ…

ブラック・ラグーン 6

広江礼威、小学館。サンデーGXで鉄砲撃ってる漫画で一番有名なの。相も変わらず油ギッシュでクドい漫画だが、それが読みたくて買っているのでそれもよし。上の漫画と同時に読むと、ほんとに音が大きくて色が濃い。台詞やキャラクターの小回りは聞いてない…

ヨルムンガンド 1

高橋慶太郎、小学館。サンデーGXで鉄砲撃ってる漫画の三本目。キツネちっくな死の商人、ココの私兵になった少年兵、ヨナの話。ブラクラほど音も色も派手ではなく、ワイルダネスほど様式美に染まっていない。ビジネスで鉄砲売る武器商人の話らしく、絵も洗…

街刃 3

天辰公瞭、講談社。マガジンの忍者アクション三巻目。連載中断期を挟むせいで、せっかく面白くなりそうなエピソードがぶつ切りであり残念無念。まぁ何が残念無念かってもう連載が終わってることなんですけどね。く。それはさておき、相も変わらず微妙に泥臭…

ロンドン 炎が生んだ世界都市

見市雅俊、講談社選書メチエ。1666年のロンドン火災を、サブタイトルにもなっている「大火・ペスト・反カソリック」という三つの視座から読む本。 選書という紙幅の限られた題材だが、都市史、病理史、宗教史という三つの意欲的な切り口で一つの事件を切…

テヘランでロリータを読む

アーザル・ナフィーシー、白水社。アメリカ文学者である筆者が、1979年のイスラム革命から1997年アメリカに移住するまでをつづった回想録。 なんとも奇妙な幅を持つ本であった。この本はホーメイニー革命家のイラン・イスラム共和国における知識人の…

ビッグバン宇宙からのこだま

マイケル・D・レモニック、日本評論社。ビッグバン宇宙論の裏づけに必要な観測データを探査するための衛星WMAP開発に至るまでの宇宙論の発展と、WMAP計画の立案、実行、そしてそれ以降について述べた本。 難しい本である。宇宙論の専門的なタームが…

ことばの起源

ロバート・ダンバー、青土社。言語コミュニケーションの進化を、主に類人猿生物学の視点から書いた書物。サブタイトルは「猿の毛づくろい、人のゴシップ」 言語進化を類人猿研究の側面から掘り進んでいく、という試みはかなり面白い。神経科学や進化生物学、…

世界で最も美しい10の科学実験

ロバート・P・クリース、日経BP社。「フィジックス・ワールド」誌で行われた「歴史上最も美しい実験」に関するアンケートから、科学哲学史家である筆者が選んだ10の実験についての本。英字タイトルは「The Prism and the Pendulum」であり、その名前の…

反西洋思想

イアン・ブルマ&アヴィシャイ・マルガリート、新潮社。さまざまな場所で発生している反西洋主義(オクシデンタリズム)をその起源や現在のあり方など、横幅の広い視点から書いた新書。 何しろ非常に二千六年末的な話題なので、それだけで興味を引く本だとい…

DOGS BALLETs&CARNAGE 1

三輪士郎、集英社。うっかり買い忘れたのをひょっこり買った、三輪士郎の五年ぶり単行本。ウルトラジャンプで連載が始まった、という報を聞いたときは「フカシ」の一言で切って捨てたがその後本当であることが発覚し驚愕した思い出がある。 さてはて内容のほ…

ナツノクモ 7

篠房六郎、小学館。ネトゲ地獄漫画もついに七巻ですよ。纏めに入ってるなぁ。次々キャラごとの関係を纏めにかかっていて、エンジンかかった感じ。いままでさんざっぱらタメだったので、ここで走り出しても違和感ないのはお見事。そして待ってましたの三馬鹿…

心の輪郭

川合伸幸、北王子書房。非常にニューサイエンスっぽい表紙とタイトルだが、サブタイトルの「比較認知科学から見た知性の進化」が表すように、さまざまな動物の刺激・認識・学習実験を分析/比較し、生物学的アプローチでヒトの心研究を行う入門書。 ザリガニ…

購入予定

11/17 街刃 3 11/17 ヨムルンガルド 1 11/17 ブラックラグーン 6 11/22 もっけ 6 11/22 鋼の錬金術師 15 11/30 太陽の黙示録 13

まじかるストロベリィ 4

まつもと剛志、白泉社。上の漫画と同じ雑誌に乗っている、だらっだらと生ぬるい四コマ漫画の四巻目。いや生ぬるい。悪人なんて一人も出てこない嘘っぱちの生ぬるさが、しかし気持ちが良くて仕方がない。そういう漫画ですね。日下部君の度量の広さはスゲェな…

デトロイト・メタル・シティ 2

若杉公徳、白泉社。んむ。デスメタルギャグの二巻目。相も変わらず面白いのだが、逆に言うと相も変わらずしか面白くない。まぁ下手にこなれても困る漫画だとは思いますが、玉の曲がらなさに少々飽きてきたのも事実かなぁ。ギャグ漫画は難しいですね。根岸く…

未来日記 2

えすのサカエ、角川書店。えすの先生の全殺しバトルロイヤル能力者漫画二巻ですよ。いや面白い。本当に面白い。能力バトルものとして頭一つ抜けた面白さが一つ、由乃を筆頭にする全力奪取でゴーマッドなキャラクターで一つ、通常ルートを全力で迂回して曲が…

週末TRPG日和・二本目

そして時間が押しているので流れるようにブレカナキャンペーン、第三話へ移行。 シナリオタイトル:王太子の書簡 システム:ブレカナ3rd GM:シェンツさん 年代:1066 赤目くん:アーヴィー:永世者女性:フルキフェル=グラディウス=ウェントス 破…

週末TRPG日和

つうわけでセッションだったですだよ。超久々にイケブクロ。どーもアキバのプレイスペースが全滅していたらしく、ざっくざっくと知り合いの方々にエンカウント。久々に「NOVAモノの聖地ノア」という言葉の意味を知った、そんな日でした。遊んだのはNO…

死がふたりを分かつまで 3

たかしげ宙&DOUBLE-S、スクウェアエニックス。は、第一部完、という感じのパニッシャーモノの三巻であります。安定して面白いのでいい漫画だ。刑事さんとインディアの話は前回の引きから考えてもう少し引っ張るかな、と考えたのですっぱり終わって意…

共感覚

ジョン・ハリソン、新曜社。知覚領域が共有されてしまう現象−例えば特定の単語を色として感覚するなど−「共感覚」についての一般入門書。 心理学の成立当時に良く取り上げられが、行動主義が主流になるにつれ一度は廃棄されたテーマ、共感覚に関する本である…

現代の海賊

土井全二郎、成山堂書店。交通ブックスシリーズの一冊で、「きっぷの話」や「日本の灯台」といったのどかなタイトルが並ぶ中、サブタイトルである「ビジネス化する無法社会」にふさわしく、モルッカ海峡の現状をメインにした現在の海賊の話。 現在の海賊、と…

シグルイ 7

南条範夫&山口貴之、秋田書房。新連載も真っ赤っ赤、アキタの赤い核実験場チャンピオンREDのトップランナー、シグルイの最新刊ですよ。なんというか七巻にして漫画史に唯一という立ち位置を確立した感のあるこの漫画ですが。いまさら何がすごいとかどこ…

ミシェル・フーコー

サラ・ミルズ、青土社。シリーズ・現代思想ガイドブックの一冊。20年前に死去しながらも現在も大きな影響力を持つ思想家、ミシェル・フーコーに関する入門書。 このシリーズは相当に安心して読める、レベルの高い叢書である。自身を入門書として規定しなが…