僕の心のヤバイやつ
眩き斜陽の中目を開いて、恋する君の中に僕の今を見つける。 満を持しての大地丙太郎コンテ、長かったドタバタ青春旅物語の終着点を描く、僕ヤバアニメ最終回である。 原作と結構構成を変更して描かれながら、むしろストレートかつスマートにこの修学旅行で…
2クールの長きにわたり繰り広げられてきた、付かず離れず青春大決戦も遂に最終局面! 中学生の一大イベント、修学旅行を舞台に浮かれる心と流れる涙……仕事と好きピ、どっちが大事なの!!? 怒涛のごとくひた走る、ラブコメ暴走超特急のフィナーレを見届けろ…
・はじめに ・異修羅 ・葬送のフリーレン ・ゆびさきと恋々 ・外科医エリーゼ ・僕の心のヤバイやつ ・はじめに この記事は、2024年1~3月期に僕が見たアニメ、見終えたアニメを総論し、ベストエピソードを選出していく記事です。 各話で感想を書いていくと…
降りしきる雨の中、少年たちは思いの丈を強く吠える。 どいてろアオハル、そこのけそこのけ友情が通る! 意地と敬意が混ざりあった男の子テイスト濃い目の青春カクテルを、告白直前にお届けする僕ヤバアニメ第23話である。 足立将……好きだ……。 というわけで…
新学期にクラス替え……変わりゆく環境から湧き上がる、新たな激震の予感! 鵜の目鷹の目で初恋を弄ばれそうな予感に、僕らの適正距離を探る僕ヤバアニメ第22話である。 と言っても、女性陣は新キャラ交えつつほぼ続投、男衆が丸ごと別クラスに流れる形になっ…
無様に身悶えしながら、探し出す二人の適正距離。 まさかまさかの自宅宿泊の後、一気に間合いが縮まると思いきやあえてのバックステップ。 思春期の子ども達が、自分たちがいていい場所、いたい距離を笑いを交えて探っていく、僕ヤバアニメ第21話である。 お…
終業式を迎え、期待と不安に胸高鳴る季節。 一瞬の間隙に滑り込む微熱が、危険領域へと二人を誘う!! ……っていう感じの、春休みな僕ヤバアニメ第20話である。 原作よりだいぶんナーフされているけども、いい塩梅に結構久々に下ネタ大盛りなエピソードとなっ…
嫉妬、焦燥、比較……色んなモノに背中を押されながら、あくまで自分の足で、自分たちの歩幅で、眩い場所まで一歩ずつ。 お互いの気持にそれぞれの行いがなかなか追いついていかない、もどかしくも愛しい春を描く、僕ヤバアニメ第19話である。 前回卒業式に宿…
眩しい光が瞳を焼いて、涙が溢れるとしても顔を伏せず、目の前に広がる景色を見る。 そこに反射する自画像が、いつかの夢より輝いて見えるのなら。 さらば南条ハルヤ、嫌いだけどイヤな顔して欲しいわけじゃなかった人。 二年生を置き去りに通り過ぎていく卒…
瞳に飛び込む残影が、君と僕のことをもっと教えてくれる。 引き寄せ踏み込み近づく距離、寒い季節の熱い触れ合い、僕ヤバアニメ第17話である。 二期になってからすーっかりイチャコラぶっこいとるお話だが、遂に中学生制服放課後映画デートという禁止札を叩…
青春闘争の天王山、2.14V-デイ! 浮かれ騒ぐ甘い空気に揺らされつつ、冬を通じて近づいてきた京ちゃんと山田の心は遂に危険領域へッ! キラキラ1.5倍増し、とろける甘さを直接お届けな、僕ヤバアニメ第16話である。 むっちゃ色んなことが描かれてて、見ごた…
世の若人が皆浮かれる、嬉し恥ずかしヴァレンタイン・デイ。 『あっしには関係のないことで……』と距離を取ろうとして、グイグイ引きずり込まれて山田ハウス再訪! 好きな人の友達と、一体どんな間合いで付き合ったものか……メカクレ系男子にはあまりに難しい…
震え立ち止まる気持ちを置き去りにして、体も恋も勝手に大きくなっていく。 好きになった人との適切な距離感を、子どもではもはやない自分との向き合い方を、慎重に探る少年の日々を綴る、僕ヤバアニメ第14話である。 京ちゃんの侠気が雪に炸裂したキーホル…
片腕折って年明けて、近づく距離と流れる涙! 京ちゃんと山田の熱い夏を、学友たちとの触れ合いを交えつつ描く僕ヤバアニメ第13話である。 二期第一話でもあるのだが、話としても視聴体験としても思いっきり地続きなまんまなので、冬休みのアレソレを通じて…
年明けと新学期、二つの始まりを共に過ごして、眩さの中に何かが溶けていく。 さよならマーダーケースブック、激ヤバネクロフィリア妄想から始まった関係性は、いったいどこに行き着いたか。 市川京太郎と山田杏奈の現在地を描く、僕ヤバアニメ第一期最終話…
年の瀬を迎え、埋まる外堀近づく距離。 LINE交換以来グイグイキまくってる主役二人を中心に、姉だの友だちだの恋敵だの、周囲の人達を巻き込んで青春銀河が渦を巻く。 僕ヤバアニメ第11話である。 前々回での衝突がむしろ起爆剤となり、メイン二人にとどまら…
喧嘩の後の渋谷クリスマスデートは、ベリーたっぷりパンケーキよりも遥かに甘いッ! すれ違いと衝突とか見せてスマンかった! とスタッフから叩きつけられたときめきの詫び状、僕ヤバアニメ第10話である。 つーわけで一本丸々渋谷デート、『お前は柔術黒帯か…
今更ながら、僕ヤバアニメの感想を書いていく。 二期も始まったこのタイミングで、提出し忘れていた宿題を周回遅れで差し出すような記事になるのはなんともダサいが、好きなアニメの感想を書けないまま留まっている方がよっぽどなので、こっから書いていこう…
どんどん近づく心と体、気がつけば青春は発火寸前危険領域、僕ヤバアニメ第8話である。 自分の適切な立ち位置や振る舞いと同じく、他人の気持ちも見えないからこそ難しい時代を繊細に歩いているお話なので、長い前髪に隠された一人称しか京ちゃんにはなく、…
触れ合う膚の感触が、青春の獣達の鎖を解く。 爽やかなのに眩しく、甘やかなのに熱いド性欲モリモリ系青春ラブコメ、なかよし満載第7話である。 作品の一人称視点を担当する京ちゃんだけでなく、山田もまたメラメラ青い炎を燃やしていることがバレバレになっ…
手のひらの中のチョコレートのように、溶けて流れて濡れて溢れる思いの色。 山田がマジでグイグイ来る、僕ヤバアニメ第6話である。 パンパンの自意識からはみ出した、京ちゃん生来の優しさが無自覚に彼が好きな女の子を惹きつけている事実に、全く気づかない…
変人たちが織りなす凸凹青春絵巻。 僕ヤバアニメ第5話である。 グループ分けでワチャワチャしたり、恋バナを盗み聞いたり、雨宿りに体温と湿度上げたり、校外学習に心躍ったり。 京ちゃんと山田が身を置いてる、結構忙しい中学ニ年生の日々をスケッチしつつ…
雛鳥のごとく新芽のごとく、すくすくヘンテコな方向に育っていく思春期たちの記録。 僕ヤバアニメ第4話である。 前回山田の涙をベッドの下で盗み見して、胸の奥のヤバいやつに”恋”と名付けた京ちゃんは、山田に引きずられる形で光が強く当たる場所に引っ張り…
純情と下世話を行ったり来たりで耳キーンなる系気圧差ラブコメ、主人公が己の思いを自覚する第3話である。 ダークな妄想とピンクな欲望で頭とチンポコパンパンにしている京ちゃんだが、山田を見守る視線は臆病かつ繊細で、あれ程待ち望んでいた血しぶきと涙…
純情と性欲と肥大化した自意識をブレンドした、むせ返るような中学二年生の原液を、笑いとキュンキュンで調理したトンチキ青春物語、二枚目のカルテである。 京ちゃんの過剰な自意識に比例し、堀江さんのモノローグにぎっしり埋め尽くされて蠢く青春は、自分…
激ヤバ陰キャ中二病少年と、遠くからだと人生と顔面がピカピカ輝いて見える奇行美少女が織りなす、トンチキで暖かな青春ラブストーリー、満を持してのアニメ化である。 ”からかい上手の高木さん”で1ON1ラブコメジャンルを確立した赤城監督&シンエイ動画の手…